Photoshopで簡単にエフェクトをつけられるよう自動化されたアクションデータ(.atn
ファイル)を配布中です。

操作デモ
配布先はU-Expace「グラフィックデザイン【超】基礎講座」の特典に入っています。講座は無料なのでぜひぜひ活用してみてください!
Photoshopのアクションとは?
簡単に説明すると
「操作記録・自動化ツール」です。
Photoshopで行った作業手順(例:色調補正→リサイズ→保存など)を記録し、
ワンクリックで同じ作業を繰り返せるようにしてくれるのが「アクション」機能です。
アクション化するメリット
どんなときに便利?
シーン | 効果 |
---|---|
何百枚もの画像を同じ加工にしたい | ✅ 時間を大幅に短縮できる |
レタッチの手順をチームで共有したい | ✅ アクションファイルを渡すだけ |
繰り返しの作業を効率化したい | ✅ 作業ミスも減らせる |
アクションの基本用語
用語 | 説明 |
---|---|
アクション | 実行した操作の記録(1つの「作業のセット」) |
ステップ | アクション内の1つ1つの手順 |
アクションセット | 複数のアクションをまとめたフォルダ |
.atn ファイル | アクションの保存ファイル(読み込むと再利用できる) |
✅ アクションの作成手順(初心者向け)
1,「ウィンドウ」→「アクション」 を開く(パネルを表示)
2,下部の「📄 新規アクションを作成」ボタンをクリック
3,アクション名をつけて「記録」ボタンを押す
4,普段通りの操作を行う(例:トーンカーブ調整、リサイズなど)
5,終わったら「■ 停止」ボタンを押す
これでアクション作成完了!
🔁 アクションの実行方法
アクションパネル内で作ったアクションを選択
▶️ 「再生」ボタンを押すだけで自動実行
🧠 Tips
機能 | 内容 |
---|---|
アクション内に停止メッセージを入れる | 実行中に確認画面を出せる |
条件分岐や「開く・保存」も記録できる | 一括処理に便利 |
他人のアクション(.atn)を読み込める | ネットで配布されているプロ用アクションが使える |
⚠️ アクション作成の注意点
・操作によっては記録できないこともある(例:ブラシの手動描画)
・画像サイズがバラバラだとリサイズなどがうまくいかない
・ファイル保存時の「パス」も記録される → 一括処理時は注意!
🔄 バッチ処理(複数画像にアクション適用)
「ファイル → スクリプト → イメージプロセッサ」または
「ファイル → 自動処理 → バッチ」を使用
一気にフォルダ内の画像にアクションを適用できます。
オススメのアクション活用例
用途 | アクション例 |
---|---|
ポートレート補正 | 肌レタッチ、明瞭化、シャープネス強化など |
SNS投稿用画像加工 | 画像リサイズ + ロゴ追加 + 書き出し |
商品画像処理 | 背景白化 + トリミング + 書き出し |
Photoshopのアクションを使えば、
「毎回同じ作業をしなくてもいい」 → 時間と労力を一気に削減できます!