今まで使用していたエックスサーバーのワードプレス専用サーバー「wpXレンタルサーバー」からグレードアップし「wpX Speed」にサーバー移転しました。
無事に完了しましたが、そこまでに起きたエラートその解消までの流れを記事にしました。
「皆ここらへんでつまづいてしまうんじゃないか」と思ったところ以外は、基本的な流れの説明になるのでご理解を。
今回「wpXレンタルサーバー」から「wpX Speed」に変更した理由
まず「wpX Speed」に変更した一番の理由はサーバ状況のディスク容量が「29999.996 / 30000MB」上限まで達してしまったこと。
このことでブログを開くと「500Internal Server Errorアクセスしようとしたページは表示できませんでした。」
初めてだったので「えっ!どういうこと・・・」とかなり焦りました。
エックスサーバーにメールで問い合わせてみたら、
ご記載のように「容量29999.996 / 30000MB」と、ディスク容量が上限に達している状態だと、「500」エラーが発生するためサーバー上の不要なデータを削除して、容量を確保していただければと存じます。
※ サーバー上のファイルの操作にはFTPソフトをご利用ください
このような場合、バックアップやキャッシュ系のプラグインによってサーバー上のデータが肥大化していることが多々あるため併せてご確認くださいますようお願いいたします。
と返答があったため、早速ググって不必要そうなファイルを削除していくことに。
いらなそうなものをある程度削除し、その後ブログは通常通り表示されるようになったが、ディスク容量はちょっと減っただけで上限に近い状態でした・・・・
今後も記事は増えていくので、これじゃあ、いつまた「500エラー」になってしまうかわからない状態じゃマズイなと変更決定。
ちなみに「wpX Speed」だと何が違うか(スペック等)は、ウェブサイトを見たほうが詳しく説明があるのでそちらを参照ください。
「wpXレンタルサーバー」から「wpX Speed」へ移転の基本的な流れ
基本的なステップは、
①「wpX Speed」に申し込む
②「wpX Speed」にドメインを設定
③データを移行
④サイトの動作確認(実際は行いませんでした)
⑤DNSの切り替え
⑥旧サーバーのドメインを削除
以上になります。
まずは契約しているサーバーにログインし管理パネルの「契約管理」タブ内の「WPX Speedへの移行」をクリックし契約を行ってください。
ちなみに「ChapteR.8」では「W2」を採用しました。このプランはいつでも変更ができるのでとりあえず「W1」からでもよいかと思います。
①②についてはエラーになることはないのでエックスサーバーのマニュアルどおりで問題なく進めます。
データを移行
私の場合ここからがかなり手こずってしまいました。
「WordPress簡単移行」というサーバー関係にうとい私にはとってもありがたい機能の一つなのですが、、、、後ほど説明します。
まずは「サーバーID」のタブからWPX SpeedのサーバーIDを選択し切り替えます。見た目はあまり変わらないんですが・・・
「契約管理」から「WordPress簡単移行」を選択。
このように必要事項を入力します。
・「移行元サイトアドレス」:今運用しているアドレス
・「移行元WordPressのユーザー名」:WordPressログイン時のユーザー名
・「移行元WordPressのパスワード」:WordPressログイン時のパスワード
・移行後サイトアドレス:②の「wpX Speed」にドメインを設定のもの
すべて入力したら「WordPressを移行する(確定)」をクリック。
「移行ステータス」の%が徐々に進んで「データ移行完了」になれば次に進めます。
しかしながら、どうやらここでエラーになることが多々あるようです。
ケース1
移行元WordPressのダッシュボードへのログインに失敗している可能性があります。
ユーザー名とパスワードに誤りがないことをご確認ください。
また、Basic認証やロボット認証が有効な場合は解除してください。
この場合、旧サーバーに切り替え「インストール済みWordPress一覧」の「設定」から、
キャッシュ、セキュリティをいったん「OFF」にし、ワードプレスのキャッシュ系プラグインなど停止して行ってみてください。
それでも同じエラーならしばらくしてから再度行ってみてください。
それで私の場合は何とか解決できたので。
ケース2
移行元サーバーとの通信に失敗している可能性があります。
時間を空けてもう一度試していただくか「WordPressの移行について」をご参照のうえ、手動で移行作業を行ってください。
また、移行用データファイルの作成に時間がかかりすぎてタイムアウトしている可能性も考えられます。
移行元WordPressのwp-contentディレクトリ内の容量が極端に大きい場合などに発生するため、不要なファイル(バックアップデータ等)を削除して容量を減らしてから再度お試しください。
とにかくここでつまづきましたorz
FFFTP「wp-content」内の不要そうなものを片っ端から削除したがそれでもエラー、エラー、エラー・・・・・・・
とにかくwp-contentディレクトリ内の容量20000MB以下じゃないと時間がかかりすぎてタイムアウトし「中止」されるようなので苦肉の策に。
wp-contentディレクトリ内の容量20000MB以下に
「FFFTP」で「wp-content」内の「uploads」にある画像データを、とりあえず「2017」「2018」のファイルをコツコツとデスクトップにダウンロード。
「2017」内には「07」「08」「09」「10」「11」「12」があり、
「2018」内には「01」「02」「03」「04」「05」「06」「07」「08」「09」「10」「11」「12」のファイルが入っていたのでそれぞれ一つづつ行いました。
かなり時間がかかるので少しでも早くする方法を調べたら以下の設定でかなりスピードアップ。
FFFTPホスト一覧「設定変更」。
「特殊機能」から「最大同時接続数」を「4」に変更し「OK」。
すると4つ同時に接続されます。
ダウンロードし終えたら「2017」「2018」ファイルを思い切って削除。
エックスサーバーで「ディスク容量」を確認、「29999.996 / 30000MB」だったのが「19987.903/ 30000MB」まで減少してました。
どんだけ画像データ使ってんだよ・・・
その状態で「WordPress簡単移行」を行ったら見事成功しました。
いや~本当にこれで出来なかったら絶望だよ。
「2017」「2018」をFFFTPで元の場所にアップロードしひとまず移行完了。
ようやく次の段階へ進めました・・・・
*この自力の作業を行う上での前提条件は必ずバックアップしておくこと!
ちなみに自力で解決できない場合はこういった⇩ありがたいサービスもあるので心が折れた方はプロに任せるのも一つです。
DNSの切り替え
管理パネル「契約管理」から「サーバー情報」を選択。
「サーバー基本情報」の「IPアドレス」をコピーしておきます。
次に「契約管理」の「DNS設定」を選択。
対称ドメイン選択で「選択」をクリック。
「コンテンツ」でIPアドレスが表示されている箇所を先ほどのWPX SpeedのIPアドレスに変更します。
「編集」をクリック。
IPアドレスをペーストし「DNSレコードの編集(確認)」。
「DNSレコードの編集(確定)」をクリック。
これでDNSの切り替え完了です。
「wpXレンタルサーバー」から「wpX Speed」に移転では最後に旧サーバーからドメインを削除して完了です。
時間はかかってしまったもののこれで無事にできました。
めでたしめでたしです。
まとめ
今回結構時間がかかたものの無事に完了しました。等ブログのようにチュートリアルで画像をふんだんに使用するブログやサイトを運営する場合かなり容量を使ってしまいます。安いに越したことはないんですが、いずれ一杯になってしまう可能性が大きいですので、サーバーのグレードアップは必須になってきます。
「なってからでは遅い500エラー、そのときサーバー移行はかなり骨が折れる」
ですので、この際ご検討を。
「500エラーには気を付けろ!」
とにかく失敗せず時間もかけたくないならプロに任せる方が安全です。