【Design】画像(写真)データとは?データの扱い方やファイル形式

ビジュアル素材の代表格として扱われるのは写真になります。

写真はメインビジュアルに据えると、瞬時にテーマや内容を見た人に伝えることができ、与えるインパクトも大きい素材になります。

写真データ

画像の種類には「ビットマップ画像」「ベクトル画像」があります。

ビットマップ画像とベクトル画像の違いや基本は「Illustrator(イラストレーター)の特徴、構造、用途」で説明しています。

「写真のデータ(ビットマップ画像)」は「ピクセル(画素)」と呼ばれる四角い粒が集まって一つの画像を構成しています。

Photoshopで開いた画像を拡大していくと四角い粒が確認できます。

ピクセルの粒の大きさを表すのが「画像解像度」になり「ppi(pixel per inch)」の単位で表されます。

ppiで表される数値は1インチ(≒25.4mm)の中に何個のピクセルが含まれているかを示す単位になり、一般的に、ウェブ用で扱う場合72~100ppi、印刷物用なら350~400ppiで設定されます。

 

写真を印刷する場合は、写真のカラー情報は、小さな網点のドットに変換されます。

網点は「lpi(エルピーアイ)」(線数)の単位で示され、1インチあたりの網点の密度を表しています。

また「dpi(ディーピーアイ)」は、1インチの中にドットが何個含まれているかを表す単位になっています。

 

ppi(ピーピーアイ)dpi(ディーピーアイ)lpi(エルピーアイ)
pixel per inch
(ピクセルパーインチ)
dots per inch
(ドットパーインチ)
line per inch
(ラインパーインチ)
1インチの中にピクセルが何個含まれているかを表す単位1インチの中にドットが何個含まれているかを表す単位1インチあたりの網点の密度を表す単位
画像データに使われるプリンタの印刷精度/スキャナにおける読み取り精度/ディスプレイにおける表示性能に使われる新聞や雑誌などの商業印刷に使われる
写真データを扱う場合「解像度」の設定を正しく行うことがポイントになります。

 

Photoshopで「画像解像度」を確認や変更する場合「イメージ」メニュー「画像解像度」を選択します。

 

Photoshopのウィンドウ左下にあるプレビューボックスをクリックしても確認できます。

画像ファイル形式の種類

制作物を保存する場合、さまざまなファイル形式があります。どのようなものに使用するのかによって適切なファイル形式で保存します。

印刷に適したファイル形式

印刷時に適したファイル形式です。

PSD(ピーエスディー)

Photoshopの基本的なファイル形式。

Illustrator、InDesign、PremiereなどのAdobeアプリケーションや他のグラフィックアプリケーションでも直接開くことができるファイルです。印刷用のデータは、基本的にレイヤーを結合(画像を統合)して入稿されます。

TIFF(ティフ)

画像データそのもの以外に、画像データの形式を示す情報を付加したファイル形式。

圧縮するかどうかはファイル作成時に選択でき、圧縮せず高い品質が必要とされる商業印刷にも向いています。

PDF

さまざまな環境で同一の見た目を維持できることを目指したファイル形式。

Photoshopで編集可能なデータも付随して保存することができます。

[名前を付けて保存]ダイアログボックスなどのファイルの種類では[Photoshop PDF]と表示され、レイヤー情報を保持することができる。

ESP(イーエスピー)

一般的な印刷入稿用のファイル形式で、印刷所からこの形式で入稿を指定されることもあります。

Webに適したファイル形式

ウェブ用によく利用され適したファイル形式です。

JPEG/JPG(ジェイペグ)

写真のような画像形式に向き、デジタルカメラの記録方式として一般的に用いられる。

画質をあまり損なわずに元の画像を圧縮することによってデータサイズを小さくしているが、一度圧縮すると元に戻せない「非可逆圧縮形式」になります。

ファイル保存時に圧縮率を指定できWebページでも広く利用されています。

GIF(ジフ)

色数の少ないイラストなどの画像に向いている形式で、256色以下の色数しか使えないが透明部分を保持でき元のデータに戻すことができる「可逆圧縮形式」になります。

また、アニメーションを表現することもできます。

BMP(ビットマップ)

ピクセルごとのデータをそのまま保存するファイル形式です。

圧縮していないためフファイルサイズはかなり大きくなっています。基本的にはWeb用、印刷用であまり使うことはありません。

PNG(ピング)

BMP形式に対して圧縮を行った形式で、元のデータに戻すことができる「可逆圧縮形式」です。

画像をキャプチャした場合では圧縮できるが、写真などあまり圧縮率は高くはありません。

1ピクセルに24ビットの色情報と8ビットのアルファチャンネルを使うPNG-24(PNG-32とも呼ぶ)、1ピクセル8ビットを使ってサイズを小さくするPNG-8の2種類で保存でができ、どちらも透明部分を保持することができます。

SVG(エスブイジー)

JPEG、GIF、PNGなどはすべてビットマップデータのファイル形式です。

SVGはベクトルデータのファイル形式で、ベクトル画像を多く含む場合(Illustratorなど)に有効でPhotoshopでは利用機会は少ないです。

動画に適したファイル形式

動画を保存するときに有効なファイル形式です。

MP4(H.264、MPEG-4 AVC)(エムピーフォー、エムペグフォー)

圧縮率が非常に高く画質がいいので広く利用される動画のファイル形式です。

Camera Raw(カメラロウ)

Camera Raw(カメラロウ)ファイルは、デジタルカメラで撮影し圧縮や加工を行っていない状態の生のデータのことです。「RAW形式」と呼ぶこともあります。

画像の再サンプル

「画像の再サンプル」は画像を拡大縮小したりする際に画質が落ちるのを防ぎ、自然に見せる操作になります。

画像を拡大するとピクセル数の増加にともなってピクセルが追加され、縮小するとピクセル数の減少にともなってピクセルが間引きされます。

Photoshopの「イメージ」メニュー「画像解像度」からダイアログボックスを開き、「画像の再サンプル」のチェックを入れ拡大縮小を行うと、画像が自然になるようにピクセルが補間されます。

ピクセルの補間方法には種類があり、画像をどのようにするかによって適切な方法を選択します。

自動

Photoshopが状況に合わせた方法で自動的に選択する方法です。

ディテールを保持(拡大)

画像を拡大させたときに発生するノイズを軽減させることができます。

バイキュービック法-滑らか(拡大)
拡大する際、バイキュービック法の補間に基づいてより滑らかな結果が得られる

バイキュービック法-シャープ(縮小)

縮小する際、バイキュービック法の補間に基づいて、よりシャープにし、またディテールが保持されます。

バイキュービック法-(滑らかなグラデーション)

周辺ピクセルの値に基づいて精度の高い色調のグラデーションが滑らかになる。ニアレストネイバー法やバイリニア法よりグラデーションは滑らかになります。

ニアレストネイバー法(ハードな輪郭)

画像内のピクセルを複製する、高速だが制度は低い方法で輪郭が保持されファイルサイズが小さくなる。

ただし、画像を変形させたり、拡大縮小したり、一つの選択範囲に対して複数の処理を実行すると、修正部分がギザギザになる可能性があるので注意してください。

バイリニア法

周辺のピクセルのカラー値を平均してピクセルを追加する方法で標準的な画質が得られます。

まとめ

今回は「画像データ」についてざっくりした説明になっています。まずは画像データとは何なのかがなんとなく理解しましょう。

PhotoshopやIllustratorを使いながら拡大縮小してみたり、手を動かしながらやってみるとわかりやすいです。

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