✓A4サイズ、B5サイズってなに?
✓名刺のサイズは?
通常デザインでは決まった規格のサイズやフォーマットを使うことが一般的です。
また人間が「美しい!」と感じる比率に「黄金比」や「白銀比」があり、白銀比は別名で「大和比」とも呼ばれます。


黄金比
「黄金比」を作成する場合、A,B,C,Dの正方形を描きその中心線がZになります。ZからBへ対角線を引きZBを半径とした円をDCの延長線の交点をFとします。
このとき長方形ADFEのAD:DFの比率が1:1.618(黄金比)となります。わかりやすい数値に直すと約5:8の割合ということです。
縦横比が黄金比の場合、ABCDの長方形にBEHGの正方形をくっつけると残ったGHFCがまた黄金比になります。
比率(1:1.618(黄金比))が変わらずに永遠に続いていきます。
白銀比
「白銀比」はA,B,C.Dの正方形を描き、DBに対角線を引きDBを半径とする円をDCの延長線の交点をFとします。
長方形ADFEのAD:DFの比率が1:√2(1:1.414141…(白銀比)になります。
用紙サイズのA列やB列の規格は白銀比になっています。
A列・B列規格サイズ
白銀比を基準にした用紙サイズは、JIS(日本工業規格)で定められたA列とB列の規格があります。
A列もB列も縦横比は1:√2で一定になって、0から10番までサイズが定められています。A列は国際的な用紙サイズ体系ですが、B列はにひんの伝統的なサイズ体系となっています。
それぞれA列、B列の同じ番号の面積比は1:1.5になり、面積が二分の一になるにつれ、番号が1つ増えるようになっています。
名刺の規格サイズ
名刺のサイズにも規格がありますが、基本的にはもっとも普及している定形サイズ(普通型4号55×91mm)を利用しましょう。
理由は名刺をもらう側がいろんな人と名刺交換したとき、サイズがバラバラだと管理しにくくなるためです。
号数 | サイズ |
小型1号 | 28×48mm |
小型2号 | 30×55mm |
小型3号 | 33×60mm |
小型4号 | 39×70mm |
普通型3号 | 49×85mm |
普通型4号 | 55×91mm |
普通型4号二つ折 | 91×110mm |
普通型4号長二つ折 | 55×182mm |
普通型5号 | 61×100mm |
普通型6号 | 70×116mm |
普通型7号 | 76×121mm |
欧米サイズ | 51×89mm |