✓Webと印刷物で色が違って見える?
色の本質は「光」になります。
「三原色」はこれ以上分解できない色で、混ぜ合わせると理論上はすべての色が作れます。
Web用では「R:レッド」「G:グリーン」「B:ブルー」を掛け合わせてさまざまな色ができ、印刷物用では「C:シアン」「M:マゼンタ」「Y:イエロー」を掛け合わせて色ができています。
RGB
RGBは「R:レッド」「G:グリーン」「B:ブルー」の略で、「光の三原色(色光の三原色)」と呼ばれます。
RGBは加法混色(発光)で表現され3つの色を掛け合わせると白になります。
モニターの色はRGBで構成され、1画素のRGBはそれぞれ256段階(8ビット)で表現が可能でR:256×G:256×B:256で約1670万色(1677万7216:24ビット)が表現できます。
PhotoshopやIllustratorなどアプリケーションでは0~255(0から数えるので)で表され、全ての値が0だと黒になります。
CMYK
印刷用においては、インキで利用される「C:シアン」「M:マゼンタ」「Y:イエロー」を掛け合わせて色ができます。
CMYKは「色の三原色(色料の三原色)」と呼ばれ、「減法混色」つまり光がインキに照射され一部の色が吸収され、一部の色が反射することによって色が表現されています。
3色組み合わせると黒になりまが、厳密にはインキで3色混ぜても真っ黒にならないので黒(K)用意されているのでCMYまたはCMYKと呼ばれています。
CMYKは印刷媒体に適したカラーとなり、PhotoshopやIllustratorなどアプリケーションでは0~100%で色を表示させます。

《色度図》GRBとCMYKが色域の差
RGBやCMYKがそれぞれの表現できる色域(色の範囲を表したもの)を表した「xy色度図」です。
RGBには「Adobe RGB」と「sRGB」があり一般的にWeb用に出力されるのが「sRGB」となっています。
まとめ
RGBは「加法混色」で色域が広くWebように使用され、CMYKは「減法混色」でRGBより色域が狭く印刷物用に使用される。
なので使用する媒体によって最適なカラーモードにを変更し使用しましょう。