今まさに話題の「Open AI」の【DALL-E】を使って元々写っていない部分を自動で生成することができます。
今回試してみた画像は、カップル写真で男性の体の半分が女性と重なって写っているもので試してみました。
男性の隠れている身体の部分を【DALL-E】で生成してみます。
Photoshopで男性を切りぬく
まずは女性を切り抜く作業から始めます。
Photoshopを使って切り抜きます切り抜きますが、方法はどんな方法でも構いません。
女性の写っている部分をもれなく囲うイメージです。
選択範囲を作成したら【Delete】で削除。
縦横の長さは1024×1024にしておきます。
【切り抜きツール】を選択し縦横を設定。
ここで合わせておいた方が後々Photoshopで微調整するときズレがなく都合がいいよ~
カットしたら【ファイル】メニュー【書き出し】から【Web用に保存】。
PNG形式で透明部分を保持して保存します。
【DALL-E】で読み込む
以下のリンクから【DALL-E】へ行きましょう。
赤枠をクリックし先程作製した画像をアップロードします。
アップロードしたら「Crop」をクリックして進みます。
「Edit image」をクリック。
ここでとくに編集したい個所がなければ画像の周りの余白部分(どこでも)をクリック。
上部からプロンプト(=呪文)を入力する窓が出てくるのでここでAiに指示を出します。
日本語でも大丈夫のようです。
日本語で「消えている身体を復元して」と指示を出してみました。
指示を入れたら【Generate】で生成します。
生成できるまで、1分ほど待つ。
生成されたらバリエーションがいくつか表示されます。
なるべく上手くいっているものを選びクリック選択し、
これでOKなら右上のアイコンからダウンロードしましょう。
選択して見て気に入らなかったら【Variations】で再生成してくれます。
拡大してみると細かい個所がおかしなことになっているのでPhotoshopで修正していきます。
Photoshopで修正
Photoshopで修正するやり方はさまざまなので僕がやったやり方を書きます。
Photoshopでダウウンロードした画像を開き元画像の上に配置しマスクを作成。
【ブラシツール】を選択し描画色【黒】に設定。
【流量】を15%ほどに調整。
サングラスや輪郭部分は元画像の方が自然なので、
修正箇所をブラシで消して(隠して)、元画像でカバーできる部分を出現させていきます。
不要な髪の毛も現れしまうので、
新規レイヤーを一番上に作成し「ブラシツール」や「修正ブラシ」、「コピースタンプ」など好きなやり方で消していきます。
消したら完成です。
まとめ
今回「Open AI」の【DALL-E】を使ってみた感想は、細部に至ってはまだ雑だけど全体的な完成度はやはり凄いなと感じました。
Photoshopだけでは、画像に元々ない部分は他の画像などから合成したり手間がかかるけど、AIツールで補ってハイブリッドで使用すればレタッチ時間の短縮にもつながります。
また、元々画像がなくても細かくAIにプロンプト(=呪文)を入力すればゼロから創作してくれます。
ただしプロンプト(=呪文)によって(質問や指示の出し方)によって精度が変わってくるようですね。
今後の進化に期待ですね。。