つい先日までその存在すら知らなかった。
グーグルが提供しているデジタルワークショップ、「デジタルマーケティングの基礎」が身に付き、かつ最終問題に合格すればグーグルから正式に認定証(PDFファイル形式)がもらえるというやつである。
興味本位で挑戦してみたので、そこに至るまでの過程や概要を簡単に記事にしてみました。
デジタルワークショップとはなんぞや
そもそも「デジタルワークショップ」って何なん?そして何ができるん?って話ですが、
まず「デジタルワークショップ」はグーグルが無料で提供しているオンライン学習講座である。そして、その講座では無料で「デジタルマーケティング」について学ぶことができる、なんとも太っ腹な無料コンテンツなのだ。
個人的な感想であるが、このレベルのコンテンツを、有料で販売(情報商材的な)や有料コンテンツ(月額課金あるいは一記事購読いくらみたいな)に匹敵かそれ以上に近いものだと思う。
学習できる内容とは
ではさっそく、その太っ腹な中身を見ていきたい。
学習目次
●ビジネスでオンラインを活用する
・インターネット上でのビジネス機会
・オンラインで成功するための第一歩
・ウェブサイトの活用
・オンラインビジネス戦略の策定
●ウェブ上で簡単に見つけてもらえるようにする
・検索エンジンへの対応
・検索で見つけてもらう方法(SEO第1章)
・検索の有効活用(SEO第2章)
・検索連動型広告で情報を伝える方法
(検索連動型広告第1章)
・検索連動型広告の改善
(検索連動型広告第2章)
●ソーシャルメディアやモバイルで、近隣地域のユーザーにより多くリーチする
・実店舗ビジネスのインターネットの始め方
(実店舗ビジネス第1章)
・実店舗ビジネスのインターネット活用方法
(実店舗ビジネス第2章)
・ソーシャルメディアの始め方
(ソーシャルメディア第1章)
・ソーシャルメディアの活用方法
(ソーシャルメディア第2章)
・携帯電話(スマートフォン)の可能性について
・携帯電話(スマートフォン)向け広告
・コンテンツマーケティングの実施
●広告掲載でより多くのユーザーにリーチする
・メールマガジンの活用
・ディスプレイ広告の始め方
(ディスプレイ広告第1章)
・ディスプレイ広告の活用方法
(ディスプレイ広告第2章)
・動画の有効活用
●ウェブトラフィックをトラッキングして分析する
・ウェブサイトの分析の始め方
(ウェブサイト分析第1章)
・ウェブサイト分析の活用方法
(ウェブサイト分析第2章)
・データ分析によるインサイトの発見
●オンラインで商品やサービスを販売する
・eコマースの構築
・インターネット上での販売促進
●ビジネスをグローバルに展開する
・海外への展開
以上の項目を動画で学び、それぞれに小問題が設置されている。その小問題をクリアすればその章バッジを取得でき、合計26個のバッジをそろえれば最終問題を受けることができるという仕組みである。
最終試験について
各章の小問題は何度間違えても大丈夫で、また間違えた部分が表示される・・・が、
最終問題全40問あり、80%以上の正解率(32問以上)が合格点である。この問題は合計3回までしか挑戦できないので、3回間違えると認定証をもらうことができない。
もし、間違えてしまった場合、違うアカウントで最初からやり直すか、「デジタルワークショップ」を退会し、時間をおいてもう一度入会すれば同じアカウントでもやり直すことができるようである。
また、最終問題を答えて最後にある「解答」のボタンを押して完了させると、合格の場合次の画面に切り替わるが、不合格の場合画面が切り替わらないので、時間をおいて再挑戦します。
その際、間違った箇所は表示されないので慎重に。
合格した場合、画面が切り替わり、どの程度の正解率だったのかを確認することができる。
ちなみに、80%ギリでした・・・あぶない、あぶない(汗)。自分の苦手だった項目がわかるので、そこを復習すればよいと思います。
あとは、認定証をダウンロードすれば入手することができる。
また、
●仕事の生産性向上
●機械学習の基本
●オンライン ビジネスのセキュリティ向上
●転職に必要なスキル
●プログラミングの基礎
などのボーナスコンテンツ動画も用意されているので、非常に充実したオンライン学習である。
まとめ
この「デジタルワークショップ」を知ったきっかけは、ツイッターの広告で「履歴書に記載して、キャリアアップや自己 PR にご活用ください。」のような記載であったような気がしますが、実際にそれが有利になるのかどうかまでは定かではない。
ただ、基本的な「知識」としては限りなくハイレベルな「優良コンテンツ」でこれが無料であるのはすごいなと感じた。あとは、これをどのように自分自身のビジネスなどに取り入れ、昇華させていくかだと思います。
もし、今後オンラインでビジネスなどを考えている方は、勉強になると思いますのでやってみる価値は十分にあると思うので、
ぜひ、チャレンジを。
ちなみに「マーケティングの基礎」を網羅したい方は、このようなサイトも運営しているので。