このブログは、ワードプレスで構築しています。ワードプレスは定期的にアップグレード(更新)し、不具合の解消や新機能の搭載、セキュリティー強化などが行われます。
では、なぜ今回「ダウングレード」の記事なのかまた、する必要性が生じるのか?ですが、それは一言でいうと「更新によって起こる不具合」の対処になります。
これはさまざまな要因によりますが、例えばワードプレスアップグレードに対し、導入しているプラグインとの互換性(相性のようなもの)が悪くなる。あるいはプラグインの更新によって不具合が生じる、また、使用しているテーマとの相性の問題などなど。
今回、当ブログで不具合が生じ、「表示されるものが表示されない」という問題が起き、それを解消させるまでに行ったことを、今後また起きたときの対処用「備忘録」として、また同様の問題が起きてしまった方の解決方法として記事にします。
行ったことは、
1、ワードプレスのダウングレード
2、プラグインのダウングレード
3、テーマを一時的変更
4、プラグインの停止
以上の4つ試してみました。実際の問題は「4のプラグインの停止」で解消できたのですが、、、、大方この4つの項目で解消できるはずなので、一つずつ記事にしていこうと思います。今回は、「ワードプレスのバージョンをダウングレードする方法」です。
ワードプレス管理画面からプラグインをすべて停止
ワードプレスにログインし、管理画面の「プラグイン」から「すべてのプラグイン」をクリックします。
プラグイン一覧画面から「停止」を選択し、
「適用」をクリックしすべてを停止させます。
「WordPpress.org」サイトから戻したいバージョンをダウンロード
以下のワードプレスリリースページにアクセス。
https://ja.wordpress.org/download/releases/
ダウングレードしたいバージョンを選択し「Zip」ファイルをダウンロードします。
このようにダウンロードされます。
ダウンロードしたものを解凍しておきましょう。
次に、解凍したワードプレスファイルを開き「WP-content」を削除しておきます。
このファイル内には以下の内容のファイルが含まれているので、そのままアップロードしてしまうとテーマやプラグインなどが消えることもあるので削除しておきます。
削除はそのファイルを選択し「右クリック」からできます。
このように「WP-content」が削除されました。
FFFTPでサーバーへアクセスし不要なものを削除。そしてアップロード
FFFTPなどでワードプレスがインストールされているサーバーにアクセスします。
アクセスしたら「wp-admin」と「wp-incluides」ファイルを削除します。
削除は「右クリック」から行えます。
「すべて削除」を。
ここまで準備ができたら、先ほどダウンロードし解凍したバージョンのワードプレスをアップロードします。
【Shift】を押しながら、古いバージョンのファイルをすべて選択します。
選択したらFFFTPのファイル側へドラッグ&ドロップし「上書き」「以降すべて」を選択しアップロードします。
アップロードが終わるのをじっと待ちましょう。
ワードプレスの管理画面へ
ワードプレスの管理画面へログインし正常にダウングレードできているかバージョンの確認。
問題がなければ停止してあったプラグインを有効化し、完了です。
まとめ
ワードプレスの管理画面へログインした際に「Database Update Required」とデータベースの更新画面が表示されることもあるようですが、もしその表示がされた場合そのまま更新をクリックすればよいみたいです。今回はそのようなことがなかったので。
また、ダウングレード、あるいはアップグレードも含め「何か」する際は、必ずバックアップを取っておくことです。「何か」あったらさらにしんどいことになりかねないので・・・