10月24日、朝、突然一通のメールが届いた。
エイトチャプター 様
お客様もご承知のことと存じますが、コミュニティ ガイドラインでは YouTube で許可されているコンテンツと、許可されていないコンテンツをご確認いただけます。 お客様の動画 “【Photoshop】体が崩れていく加工” は審査対象として報告されました。 審査した結果、この動画はガイドラインに違反していると判断し、YouTube から削除しました。お使いのアカウントには、コミュニティ ガイドライン違反警告または一時的なペナルティが科されました。
動画コンテンツの制限
不特定多数に向けたコンテンツ、迷惑なコンテンツ、同じコンテンツを YouTube に大量に投稿しないでください。コンテンツの主な目的が人々を YouTube から別のサイトへ誘導しようとするものである場合、そのコンテンツは YouTube のスパムポリシーに違反すると見なされます。また、視聴回数を増やすことを目的とした、誤解を招きやすい説明、タグ、タイトル、サムネイルを使用することはできません。タグは説明欄ではなく、適切なタグセクションにのみ入力してください。詳細違反警告の影響
これは、お使いのアカウントに対する 1 回目の違反警告です。YouTube では、ユーザーの皆様がそうと知らずにポリシーに違反してしまう場合があることを理解しており、警告に期限を設けています。この違反警告は 3 か月経過すると無効になりますが、重ねて違反警告を受けると YouTube にコンテンツを投稿できなくなり、場合によってはアカウントの停止につながることもありますのでご注意ください。異議を申し立てるには
誤って違反警告を受けたと思われる場合は、異議申し立てを行えます。動画を削除するだけではアカウントの違反警告を取り消すことはできないため、次の両方の手順に沿って操作してください。・次回ログイン時に、お使いのアカウントの違反警告を確認するよう求められます。
・この違反警告に対して異議申し立てを行うには、こちらのフォームを送信してください。Google の担当チームが異議申し立てを十分に審査し、早急に回答させていただきます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
– YouTube チーム
えっ!
ええええええ~~~~~~!
どういうこと~~~~~~~~~~~~
早速、YouTubeの画面を開いてみた。
すると警告色!
いきなりこの画面が表示されると結構驚いてしまう。
某有名ユーチューバーさんが、
「ユーチューブ~♪ ユーチューブ~♪ 夢をつかめユーチューブ♪」
そんな歌を歌っていたが、ユーチューブの動画投稿を始めて約三週間目で「夢」と思いたい現実が目の前に・・・・
早速、調べてみる
まず、最初に動画を確認してみた。
はいっ砂嵐。
あまりにもこの砂嵐画像を見るのが久々すぎて逆に見入ってしまった。ブラウン管テレビが大活躍していたころ以来な気がする。
それは置いといて、「コミュニティガイドライン」を確認。
んん~~~なるほど、なるほど、
もしかして「ヌードや性的コンテンツ」と判断されたのか?
さらに調べてみると、こんな画面にたどり着いた。
【Photoshop】体が崩れていく加工
理由:You Tubeのスパムと欺まん的行為に関するポリシーに違反したため。
ス、ス、スパム? 欺まん!?
スパムとは
スパム (spam) とは受信者の意向を無視して、無差別かつ大量に一括してばらまかれる、各種ネットメディアにおけるメッセージのこと。 … 「迷惑メール」という語もあるが、その内容が迷惑であろうが、仮に有用であろうが「受信者や媒体の意向を無視して、無差別かつ大量に一括してばらまく」のがスパム行為であって別の語である。欺まん(欺瞞)とは
人の目をごまかし、だますこと。Wikipedia等より
ちょっとまて~~~~い!スパム、欺まんだとォーー!
そんなわけがない!そんなつもりもない!
正直、結構怒り心頭でございます。
しかし、よくよく見るとこんな救いの言葉も。
YouTube では、ユーザーの皆様がそうと知らずにポリシーに違反してしまう場合があることを理解しており、警告に期限を設けています。
つまり、
「どうせ、規約読んでないでしょ。そんなんばっかりってのわかってるから、少しは大目に見てやるよ」
・・・・・ありがとうございます。
原因は何なんだ
よし、詳細を見てやろうじゃないか。
思い当たるものは
・You Tube以外のコンテンツへのリンク
・誤解を招くメタデータとは
この二項目に問題があったのかもしれないが、「You Tube以外のコンテンツへのリンク」はブログ記事で作成方法をテキストと画像で分解した詳細内容だし、ほかの動画にも同じリンクを張っている。
なのでこれはおそらく違うであろう。
もう一つの「誤解を招くメタデータとは」の項目では、タイトル、説明、タグ、アノテーション、サムネイルなどらしいが、、、、
!!!!
もしかしてだけど、
説明で「ブラシを使い~~~」と書いてしまったので、見た方が「ブラシだけで」と勘違いしてしまい「ブラシだけじゃねーじゃん!」と報告したのでは。
おそらく、項目の中で一番それらしいのは、ここしかない。
ということで、説明を再編集しようと思い実行。
しかし、削除された動画の再編集は拒否られました。
そこで思い立ったのが、もう一度その動画をアップし直すという手段に。しかし、これも拒否られアップすることはできませんでした。
こうなったら「異議申し立て」フォームがあるから申し立てるか。
色々考え迷ったが、おそらく手間暇かかりそうと思ったので、
「こうなったら違うバージョンで新しく作った方が速い」と思い新規に作成することにした。
その際の注意点は、
・モデルを男性にする
・「ブラシを使って~~」などの説明はしない
・説明概要にリンクを必要最低限にする
この三つを注意して再作成。
そして作成した記事と動画はこれである。
【フォトショップ】人物が分散していく加工方法「dispersion-effect(分散効果)」-2
結果は
結果と言っても何ですが、そもそも今のところ再生回数が大してないので・・・・・
ただし今のところ何の問題もありません。
あっ!それと「問題になった動画を見せてくれ」ってきっと思っているだろうからお見せしましょう。
これが「問題動画」です。
どう思ったか、コメントやメール、ツイッターのDMなどでもご意見頂けるとありがたいです。
今回のまとめ
今回、特に意図しないことであっても、第三者の方から通報されてしまうんだなと実感しました。
おそらくは「ブラシ~~~」の件で説明不足があったせいで、「だまされた」と感じさせてしまった事が主な原因だったのではと思います。
まだ一ヶ月経たない中でこのような経験ができたのは良かったと心から思っています(なきゃないでいいんですけどね)。
特にもっとも重要だと思ったのは「見ている人がどう思うか」ということであって、たとえ良かれと思った説明でも決していい結果になるとは限らない。
また、そのように削除された動画は、その対象が動画ではなかったとしても「動画の価値」が評価されます。
これが分かっただけでも動画作成(ブログも含め)において、非常に大切なことだと再実感しました。
またこのような無料のプラットホームは、どんどん使った方がイイと思いますが、そこに頼ってしまうのはかなり危険でもある(リスクは高い)と、こちらも再認識しました。
つまり「いつでも消されてしまう恐れがある」ということです。
これはユーチューブ限らず、ツイッター、フェイスブックなども同じことです。このことはだれもが頭ではわかっていても、実際に起こると身に沁みます。
もし、これからこれらを活用あるいは、現在進行形で行っている方は、その内容だけではなく、その説明にも注意深く行っていく必要があると思います。