「猫の毛(動物の毛)がなかなかうまく切り抜きできない・・・」そんなときの対処法レタッチです。
猫の毛用のブラシを作成
【ペンツール】を選択。
【シェイプ】に変更、塗りを黒、線は非表示。
細長くとがったブラシにします。
描いたら【編集】メニュー【ブラシを定義】を選択。
猫を少し小さめに選択する
【ペンツール(選択ツールでもOK)】で猫を少し小さめに囲います。
*顔は輪郭通りに囲いました。
【Ctrl】+Enterキーで選択範囲を作成。
選択ツールを選択し【選択とマスク】をクリック。
【境界線調整ブラシツール】で猫の顔を調整。
選択範囲を調整したら【レイヤーマスク】を作成。
作成したブラシで毛を描く
最初に作成したブラシの「シェイプ」を選択し「サイズのジッター」「角度のジッター」を調整。
「拡散」を選択し「数」「数のジッター」を調整し、ネコの毛のぼさぼさ感を作成。
ブラシサイズを調節しながら毛を描いていきます(マスクで隠れている部分を出現させていきます)。
背景がなるべく映らないように毛を作成します。不要な部分はブラシカラーを黒に変更し消して(隠して)行きます。
このように毛を表現することができました。
ハネたけを作成
最後に猫にハネ毛を作成していきます。
【Ctrl】+Jでレイヤーを複製。
右クリックから【スマートオブジェクトに変換】。
変換したらもう一度右クリックから「レイヤーをラスタライズ」します。
そのままレイヤーを選択しておきます。
【指先ツール】を選択。
大きさは小さくし、強さは75%程に設定。
少し細かい作業ですが毛を描いていきます。
これで完成です。
動画
まとめ
被写体と背景がはっきり区別しにくく上手く切り抜けない場合このような方法で描いてしまう方がきれいに仕上がります。猫に限らず動物の毛全般に応用できるのでぜひ「上手く切り抜けない」場合試してみてください。