「置き換え」フィルターを使って、4ステップで簡単にシワのあるTシャツ、布地、旗などにロゴや文字をなじませる方法です。
今回はTシャツにPsロゴをなじませていきます。
①適用させたいシワを切り抜く
ロゴや文字にシワの加工を施すために適用させたいシワ部分を切り抜きます。
Tシャツのレイヤーを選択。
*重ねるアイコンはあらかじめ用意し非表示にしてあります。
「多角的選択ツール(なんでもOK)」でシワの部分を選択します。
Tシャツのシワの部分を選択します。
このとき、ロゴが選択範囲の中に収まっているかをロゴを表示させながら確認してください。
【Ctrl】+Jで選択範囲をコピーします。
コピーしたシワをPSDファイルで保存する
先程コピーしたシワ部分をPSDファイルに保存していきます。
シワ部分のレイヤーのみを表示させ、背景は透明な状態にしておきます。
【Ctrl】+【Shift】+Sで「別名で保存」を行います。
または【ファイル】メニューから【別名で保存】を選択。
「コンピューターに保存」で任意のファイル場所を選択。
ファイル名はわかりやすいものでOK。
ファイルの種類は【Photoshop(*.PSD,*.PDD,*.PSDT)】にしてください。
ロゴに「変形」ファイルの「置き換え」でPSDファイルを適用
ロゴレイヤーを選択します。
【フィルター】メニュー【変形】から【置き換え】を選択。
【置き換え】パネルが開くので設定。
・水平方向:10
・垂直比率:5
*この比率は画像によって変更してください
・・同一サイズに拡大/縮小
・端のピクセルを繰り返して埋める
・スマートオブジェクトにファイルデータを埋め込む
OKを押すとファイル選択が開くので先程作成したシワのPSDファイルを開きます。
置き換えフィルターが適用されました。
ロゴはこのようにシワの形状が変形で適用されています。
「レイヤースタイル」で仕上げ
レイヤーパネルの赤枠をダブルクリックするか、
「レイヤースタイルを追加」からパネルを開きます。
「レイヤー効果」から【下になっているレイヤー】のスライダーを【Alt】キーを押しながらドラッグし調整。
93/125:192/242に変更しています。
ここまででこのようになっています。
最後に不透明度を調整してなじませていきます。
これで完成です。
まとめ
「変形」の「置き換え」フィルターを使えば、非常に簡単に複雑なシワに合わせてロゴや文字をなじませることができます。「置き換え」フィルターを使ってこんなこともできます↓ぜひチャレンジしてみてください。