フォトショップで人物画像にイラスト素材をタトゥーを入れたように合成する方法です。
元画像
「ペンツール」でタトゥーを合成する範囲のパスを作成
「ペンツール」
でタトゥーを合成する腕を囲います。
囲ったら「ウィンドウ」メニューから「パス」を選択。
パスパネルが開いたら分かりやすいように「右腕」とします。
薔薇のイラストを配置
切り抜いた薔薇のイラストを右腕に配置します。
配置したらレイヤーパネルで「レイヤー1(薔薇)」を選択し、パスパネルの「右腕」サムネイル上で【Ctrl】+クリックし、選択範囲を読み込みます。
読み込んだらマスクを追加します。
パスで囲った腕の選択範囲から、はみ出す部分にマスクされます。
「ワープ」ツールで形を調整
「レイヤー1」
のサムネイルをクリック選択します。このとき、マスクと画像サムネイルの間にある鎖マークをクリックしリンクは解除しておきます。
「編集」メニューの「変形」から「ワープ」を選択。
腕の角度や曲線に合わせてタトゥーの形を調整します。
調整しこのようになりました。
「フィルターギャラリー」でイラスト感からタトゥー感にする
そのまま「レイヤー1」のサムネイルをクリック選択したまま、
「フィルター」メニューの「フィルターギャラリー」を選択。
「テクスチャ」内の「粒状」を選択し数値を変更。
レイヤパネルで不透明度を80%に変更。
このようにタトゥー感が出て肌になじみました。
影をつける
最後に影を作成します。
新規レイヤー(影)を最上位へ配置し選択したまま、パスパネルの「右腕」のサムネイルを【Ctrl】+クリックし「選択範囲を読み込み」します。
選択範囲が読み込まれます。
「ブラシ」ツールを選択し、カラーは黒、不透明度を10%ほどに設定。
腕の外側部分に影をつけ立体感を表現します。
これで完成です。
チュートリアル動画
まとめ
工程自体は単純ですが、素材によってそれぞれ調整した数値も変わってくるので微調整しながら行ってください。
ちなみに、逆の「タトゥーを消す方法」もありますので。