Photoshopを使用して画像が乱れたようなグリッチ加工を行っていきます。
アナグリフ加工
最初はアナグリフ画像を作成していきます。
「女性モデル」レイヤーを【Ctrl】+Jでコピーします。
コピーしたレイヤーを選択しダブルクリックで【レイヤースタイル】パネルを開きます。
チャンネルのRのチェックを外します。
画像(女性レイヤーのコピー)を右へずらして移動させます。
次に下のレイヤ(女性モデル)を選択し、ダブルクリックで【レイヤースタイル】パネルを開きます。
チャンネルのGとBのチェックを外します。
画像(女性レイヤー)を少し左にずらします。
ここまででアナグリフを作成できました。
長方形選択ツールで画像をずらす
女性レイヤーのコピーを選択した状態で、
【Ctrl】+【Shift】+【Alt】+Eで表示レイヤーをスタンプ(表示レイヤーを一枚にしたレイヤー)します。
このように表示レイヤーを一枚にしたレイヤーが作成されました。
【長方形選択ツール】を選択。
スライドしずらしたい個所を選択します。
【Ctrl】+矢印キーで左にスライドさせます。
別のスライドさせたい個所を選択。
【Ctrl】+矢印キーで右にスライドさせます。
この作業を繰り返し行いこのようになりました。
横縞の線を作成
画像に横縞をいれてより乱れた画像感にしていきます。
新規レイヤーを作成。
【Ctrl】+【Delete】キーでレイヤーを塗りつぶします。
このとき背景色で塗りつぶされるので背景色は白にしておきます。
手前が描画色で後ろが背景色になります。
右クリックから【スマートオブジェクトに変換】しておきます。
【フィルター】メニュー【フィルターギャラリー】を選択。
【スケッチ】内の【ハーフトーンパターン】を選択。
・サイズ:1
・コントラスト:5
パターンタイプ:線
このように表示されました。
レイヤーパネルから【塗り】を20%に変更(不透明度でもOK)。
ここまででこのようになっています。
新規塗りつぶしレイヤー(パターン)を適用
先程と違うタイプの横縞を作成し、さらにより乱れた画像感に仕上げていきます。
【レイヤー】メニュー【新規塗りつぶしレイヤー】から【パターン】を選択します。
そのままOK。
赤枠の矢印をクリックしドロップダウンメニューから【従来のデフォルトパターン】の青枠のパターンを選択。
*従来のパターンが見つからない場合の対処方法はチュートリアル動画に4:55あたりを参照ください。
【比率】でサイズを調整しOK。
レイヤーパネルから、
・描画モード:焼きこみカラー
・不透明度:20%
ここまででこのようになりました。
ノイズを加える
新規レイヤー
を作成。
【Ctrl】+【Delete】キーでレイヤーを塗りつぶします。
【Ctrl】+Iで黒に反転させます。
右クリックから【スマートオブジェクトに変換】しておきます。
【フィルター】メニュー【フィルターギャラリー】を選択。
【テクスチャ】内の【粒状】を選択。
・密度:40
・コントラスト:50
粒子の種類:スプリンクル
もう一度【粒状】を同じ値で適用させます。
このようなノイズができています。
さらに【フィルター】メニュー【フィルターギャラリー】を選択。
【スケッチ】内の【クレヨンのコンテ画】を選択。
・描画レベル:11
・背景レベル:7
・拡大縮小:100%
・レリーフ:4
・照射方向:上へ
・描画モードを:ソフトライト
・不透明度:20%
これで人物の加工が出来上がりました。
テキストをアナグリフ加工
人物の上にテキスト
を作成します。
フォントは好きなものを使用してください。
右クリックから【スマートオブジェクトに変換】します。
【Ctrl】+Jでコピーし、コピーしたレイヤーを選択します。
ダブルクリックから【レイヤースタイル】パネルを開きます。
チャンネルのRのチェックを外します。
【光彩(外側)】を選択。
・描画モード:通常
・不透明度:50%
・ノイズ:0%
・テクニック:さらにソフト
・スプレッド:0%
・サイズ:35%
テキストを右に少しずらします。
下段のレイヤーを選択しダブルクリックで【レイヤースタイル】パネルを開きます。
チャンネルのGとBのチェックを外します。
【光彩(外側)】を選択。
・描画モード:通常
・不透明度:50%
・ノイズ:0%
・テクニック:さらにソフト
・スプレッド:0%
・サイズ:35%
長方形選択ツールでスライドさせる
上段のレイヤーを選択。
【長方形選択ツール】でスライドさせたい個所を選択します。
【Ctrl】+矢印キーで移動させます。
これを繰り返し行い、完成です。
テクスチャを重ねる
テクスチャ配置します。
テキストの上に配置し、
・描画モード:ソフトライト
・不透明度:35%
お疲れ様でした!
これで完成です。
チュートリアル動画
まとめ
基本的な工程変わりませんが、使用する画像によって設定数値や描画モードなどを変え微調整しながら行ってみてください。