今回はAfter Effects(アフターエフェクト)の使用、初級編です。
画像を3分割させ両サイドからスライドし出現させるアニメーションの作成方法です。
— RYUJI@ブログ×レタッチ×動画 (@r_chapter8) December 5, 2019
新規コンポジション(コンポ1)作成
新規コンポジション
をクリック。
設定で「デュレーション:0,00,05,00」に。
画像を配置し、表示サイズを下げ全体を小さめに表示させておきます。
タイムラインで表示されたレイヤー(赤枠)を右クリックし、
「トランスフォーム」内の「コンポジションの幅に合わせる」で調整。
画像サイズの横幅がぴったりになります。
タイムラインのレイヤーを展開していき「トランスフォーム」内の「スケール」を選択。
「スケール」のストップウォッチアイコンをクリックしキーフレームを設定。
インジケーターを一番右までスライドさせます。
スケールの%をあげて画像の大きさを少し大きくします。
ここまででパンケーキの画像が徐々にズームアップされるアニメーションが完成です。
再度新規コンポジションを作成
「コンポジション」
から「新規コンポジション(Ctrl+N)」を作成。
設定は最初と同じ。
最初に作成した「コンポ1」の横に作成されます。
プロジェクトから最初の「コンポ1」をタイムラインにドラッグし表示させます。
キーフレームを設定
レイヤーを展開し「トランスフォーム」内の「位置」を選択。
インジケーターを「02:00」にセットし、位置アイコンをクリックでキーフレームを設定。
三分割にしていく
次に「長方形ツール」でマスク作成していきます。
上部三分の一程をドラッグします。
するとマスクで囲んだ部分だけ表示されます。
レイヤーにマスクが追加されました。
展開されたレイヤーは閉じておき、「編集」から「複製(Ctrl+D)」。
複製した「コンポ1」を選択。
そのまま「選択ツール」に切り替えます。
先ほど作成したマスク(長方形ツールで作成した)の上辺部分を、
【Shift】+ドラッグでさらに三分の一ほどマスクします。
このようにマスク部分が表示されます。
複製した「コンポ1」を選択し先ほど同様に複製し、三番目の「コンポ1」を選択します。
同様に二番目のマスクの上辺部分を【Shift】+ドラッグで残り三分の一にマスクします。
これで三分割しマスクを作成できました。
作成した三つのレイヤーを【Ctrl】+クリックで全部選択します。
選択したら「P」キーを押して「位置」表示させます。
両サイドから出現させる
インジケーター
を0の位置に移動させます。
一番上の「位置」を選択し、数値を「-1000」ほどに設定。
一番上のマスク部分が左端に移動しました。
次に二番目の「位置」を選択し数値を「2900」ほどに設定。
二番目のマスクが右端に移動しまし。
三番目の「位置」を選択し「-1000」ほどに設定。
三番目のマスクも左端に移動しました。
これで両サイドから出現させるアニメーションができました。
「イージーイーズ」で滑らかな動きにしキーフレームをずらし出現に時間差をつける
「選択ツール」
でドラッグし縦に三つのキーフレームを選択。
このように選択状態になります。
選択したキーフレーム(青くなった点どれでもOK)上で右クリックし、
「キーフレーム補助」から「イージーイーズ(F9)」を選択。あるいは選択状態で「F9」。
キーフレームの形が変わり「イージーイーズ」が適用されました。
次に、再度「選択ツール」で2番目のキーフレームの始まりと終わりを横にドラッグし選択します。
右にドラッグし出現タイミングをずらします。
最後に三番目のキーフレームも同様にさらに右へずらしタイミングをずらします。
これで時間差で両サイドから三分割された画像が出現します。
あとは、「ファイル」から「書き出し」、「Adobe Media Encoderキューに追加」から行います。
書き出しについてはコチラの記事で。
AFTER EFFECTS CCでテキストのモーショングラフィックスを作成する(初級)
これで完成です。
— RYUJI@ブログ×レタッチ×動画 (@r_chapter8) December 5, 2019
動画チュートリアルアップ
まとめ
なんだか複雑そうと思うかもしれませんが、一つずつ行っていけば作成できるのでまずは挑戦を。
今回は「【After Effects初級】画像を分割させ横から出現させる画像分割ワイプの作成方法」でした。
また、次回お楽しみに。