Photoshopの機能を使いレザー素材・革のテクスチャをゼロから作成する方法です。
レザーの色を作成
【背景】を選択し【塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成】から【べた塗り】を選択。
*このとき【背景】の鍵マークをクリックし「レイヤー」にしておいても問題ありません。
カラーは黒にしておきます。いつでも色は変えられるので。
レザーの模様を作成
【新規レイヤー】
を作成します。
描画色を白にして【塗りつぶしツール】で塗りつぶします。
塗りつぶしたら、描画色を黒に戻します。
【フィルター】メニュー【フィルターギャラリー】を選択。
【テクスチャ】内の【ステンドグラス】を選択。
・セルの大きさ:9
・境界線の太さ:4
・明るさの強さ:3
このような模様が作成されました。
【新規レイヤー】を作成します。
描画色を白にして【塗りつぶしツール】で塗りつぶします。
塗りつぶしたレイヤーの【不透明度】を50%に変更。
描画色を黒に戻します。
もう一度【フィルター】メニュー【フィルターギャラリー】を選択。
【テクスチャ】内から【ステンドグラス】を選択し先程と同じ数値で設定。
・セルの大きさ:9
・境界線の太さ:4
・明るさの強さ:3
ここまででこのような模様ができました。
この工程で作成したレイヤーを【Shift】+クリックで2つとも選択し【Ctrl】+Eキーで結合させます。
このように結合しました。
次に、【選択範囲】メニューから【色域指定】を選択。
スポイトが表示されたら白い部分を選択。
・許容量:200
白い部分が選択されました。
【Ctrl】+Ⅹキーで選択範囲を削除。
このように模様部分だけが残ります。
レイヤーをダブルクリックし【レイヤースタイル】を開きます。
【ベベルとエンボス】を選択。
・スタイル:ベベル(外側)
・テクニック:滑らかに
・深さ:84%
・方向:下へ
・サイズ:2px
・ソフト:0px
・角度:120°
・高度:0°
・ハイライトのモード:スクリーン(カラーは白)
・不透明度:50%
・シャドウのモード:乗算(カラーは黒)
・不透明度:10%
そのまま【フィルター】メニュー【ぼかし】から【ぼかし(表面)】を選択。
・半径:40pixel
・しきい値:115レベル
レイヤーパネルから、
・描画モード:乗算
・不透明度:95%
・塗り:75%
レザーの質感を作成
【新規レイヤー】
を作成します。
描画色を黒で【塗りつぶしツール】で塗りつぶします。
【フィルター】メニュー【ノイズ】から【ノイズを加える】を選択。
・量:20%
・分布方法:均等に分布
・グレースケールノイズにチェック
レイヤーパネルから【描画モード】を【ソフトライト】に変更。
光沢を作成
【新規レイヤー】
を作成。
描画色を白にして【グラデーションツール】を選択。
白から透明グラデーションを選択し、【円形グラデーション】に設定します。
中央付近大きめにグラデーションを作成。
・描画モード:ソフトライト
・不透明度:50%
ここまででこのようななりました。
色変更と調整
色変更したい場合【べた塗り】調整レイヤーをダブルクリックし【カラーピッカー】で変更。
最後に光沢や明るさを強くしたい場合【トーンカーブ】で調整。
お疲れ様でした。これで完成です。
チュートリアル動画
まとめ
皮素材がなかなか見つからないとき、簡単にできるのでぜひ試してみてください。