【Photoshop】花を光らせる。発光させ輝かせる方法

Photoshopを使用した発光体の作成方法です。今回は、花を光らせてみました。基本的にはどんなものでも光らせるいことができるので試してみてください。

 

花と人物のレイヤーを作成する

ペンツールで花のみを囲って選択範囲を作成していきます。

【ペンツール】を選択します。

 

 

花を囲っていきます。

 

 

【Ctrl】+Enterキーを押すか、右クリックから【選択範囲を作成】で選択範囲を作成します。

 

 

選択範囲を作成したら【Ctrl】+Jで選択範囲をコピーしたレイヤーを作成。

名前はわかりやすく「花」にしています。

 

 

次に、同様の手順で女性の選択範囲を作成します。

 

 

選択範囲を作成したら「女性と花」レイヤーをコピーし【レイヤーマスクを追加】し女性以外にマスクしておきます。

 

夜に変更

「花と女性」レイヤーを選択し、【塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成】から【カラールックアップ】を選択。

 

 

【プロパティ】の「3D LUTファイル」内のドロップダウンメニューから【MOONlight3DL】を選択します。

 

 

このようになりました。

 

 

続けて【塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成】から【色相・彩度】を選択。

 

 

彩度を「-55」に調整(画像によって微調整)。

 

 

このように変化しました(女性と花レイヤーを一旦非表示にしてあります。)。

 

 

 

さらに続けて、【塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成】から【レベル補正】を選択。

 

 

 

出力レベル:「0:115」に変更(画像によって微調整)。

 

 

このように暗い画像になりました。

 

 

【Shift】を押しながらクリックで作成した調整レイヤー3つを選択し【Ctrl】+Gでグループ化しておきます。

 

 

グループ名をわかりやすく「夜のエフェクト」にしておきました。

 

花を光らせる

「花」レイヤーを選択し【Ctrl】+Gでグループを作成。

 

 

グループ名はわかりやすく「花のグループ」にしました。

 

 

「花」レイヤーを選択。

 

 

右クリックから【スマートオブジェクトに変換】を選択。

 

 

スマートオブジェクトに変換されました。

 

 

【Ctrl】+Jでコピーします。

 

 

コピーしたレイヤーを選択し、描画モードを【覆い焼き(リニア)-加算】に変更します。

 

 

花が明るくなりました。

 

 

そのまま【フィルター】メニュー【ぼかし】から【ぼかし(ガウス)】を選択。

 

 

半径:5pixelに設定。

 

 

輪郭がぼかされました。

 

 

【Ctrl】+Jでコピーします。

 

 

コピーしたレイヤーの【ぼかし(ガウス)】をダブルクリックしパネルを開きます。

 

 

パネルから半径を250に変更。

 

 

さらにもう一つコピーし、同様に【ぼかし(ガウス)】をダブルクリックしパネルを開きます。

 

 

半径を500に変更。

 

 

ここまででこのように花がへん化しました。

 

光の追加

「花のグループ」を選択し【塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成】から【色相・彩度】を選択。

 

 

プロパティパネルから【クリッピングマスク】にし【色彩の統一】にチェックを入れ

・色相:188

・彩度:80

・明度:25

に変更します(色は好きな色にしてください)。

 

 

このように青白い光にしました。

 

女性に光をつける

【夜のエフェクト】グループを選択。

 

 

マスクを追加。

 

 

「女性」レイヤーを非表示にして、マスクサムネイルを【Ctrl】+クリックし選択範囲を読み込みます。

 

 

このように選択範囲が読み込まれました。

 

 

【ブラシツール】を選択し描画色はにします。

 

 

・硬さ:0%

・流量:15%程(もっと少なくてもよい)

 

 

ブラシサイズは調整しながら、明るくしたい部分をブラシします。

point
明るい画像を暗くし使用する場合は今回のように、マスクをし元の明るい画像をブラシでマスク解除して光を表現。元々暗い画像を使う場合はその逆で、トーンカーブなどで明るくした画像にマスクしブラシで表現。

 

青の光を追加

一番上にある調整レイヤーを選択します。

 

 

【Ctrl】+Jでコピーします。

 

 

コピーした調整レイヤーを「夜のエフェクト」レイヤーの上にドラッグし配置。

「色相・彩度2のコピー」を選択したまま「女性」レイヤーのマスクを【Ctrl】+クリックし選択範囲を読み込みます。

 

 

【ctrl】+【Shift】+Ⅰで選択範囲を反転させ、人物以外を選択範囲にします。

 

 

調整レイヤーを選択した状態で【Ctrl】+I で反転させたマスクを作成します。

 

 

人物ののみに調整レイヤーが適用されました。

 

 

描画モードを【オーバーレイ】に変更。

 

 

このようになりました。

 

 

レイヤーからダブルクリックか【レイヤースタイルを追加】アイコンからレイヤースタイルパネルを開きます。

 

 

レイヤー効果内の【下になっているレイヤー】のカーソルを【Alt】+ドラッグで分裂させ調整します。

 

 

このようになりました。

 

 

レイヤーパネルの不透明度を調整して青さをおさえます。

 

 

このようになりました。

 

青い光をさらに追加

一番上の調整レイヤーを選択。

 

 

【Ctrl】+Jでコピーします。

 

 

「色相・彩度2のコピー」の上に配置し【Ctrl】+Ⅰでマスクを反転させます。

 

 

【ブラシツール】を選択、描画色を白にします。

 

 

・硬さ:0%

・流量:6%程

 

 

青い光を足したい部分にブラシします。

 

 

 

これで完成です。

お疲れ様でした。

 

 

チュートリアル動画

まとめ

基本的にはどんな対象物でも同様に応用が利く方法です。さらにここから細かく光と影をつけたり、キラキラした発光体など追加すればもっと幻想的に表現できます。下地作りとしも使えるのでぜひ試してみてください。

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