フォトショップで女性に赤い口紅を塗ったようにするメイクレタッチです。
下唇に口紅を作成する
「べた塗り」しマスクを反転させ「ブラシ」で口紅を表現
「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」
アイコンから「べた塗り」を選択。
カラーを「d70909」に変更。
画像はこのように真っ赤になります。
マスクサムネイルを選択し【Ctrl】+Iで反転させます。
このようにマスクカラーが黒になりました。
名前を分かりやすく「下唇」にし、描画モードを「乗算」に変更します。
「ブラシツール」を選択、流量を20%にします。
カラーは白に。
唇の輪郭の下部を塗ったら流量を100%に戻し全体を塗っていきます。
このように全体を塗ります。
赤枠のサムネイルを選択し、オレンジ枠部分をダブルクリック、あるいは「レイヤスタイル追加」アイコンから、「レイヤー効果」を選択します。
「レイヤー効果」を選択、「下になっているレイヤー」の数値を変更します。
このとき【Alt】+ドラッグでカーソルを別々に動かすことができます。
唇のしわになじんでリアルになってきました。
コピーし上位へ配置、「レイヤー効果」を変更
レイヤーをコピー
し、描画モードを「スクリーン」変更し、
先程のようにダブルクリックか「レイヤースタイル追加」から「レイヤー効果」を選択します。
数値を以下に設定します。
赤枠のサムネイルをダブルクリックし「カラーピッカー」を開きカラーを「f42626」に変更。
マスクサムネイルを選択します。
「ブラシツール」を選択しカラーを「黒」し、下唇の輪郭部分にマスクをかけ消していきます。
ここまででこのようになります。
「下唇」レイヤーをコピー一番下へ配置
「下唇」レイヤー
をコピー、一番下へ配置し、「不透明度」を50%、描画モードは「乗算」にします。
ダブルクリックか「レイヤースタイル追加」から「レイヤー効果」を選択します。
開いたら「下になっているレイヤー」の数値を変更します。
赤枠のサムネイルをダブルクリックし「カラーピッカー」を開きます。
カラーを「600920」に変更。
ここまででこのようになり下唇は完成です。
ここまでの工程でのイメージは「下唇」がメインカラー、「下唇のコピー」が表面の光沢、「下唇のコピー2」が口元の影の表現になっています。
上唇を塗っていく
一番上のレイヤーを選択
した状態で「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」アイコンから「べた塗り」を選択。
カラーを「d70909」にします。
一番最初の工程同様に、マスクサムネイルを選択し【Ctrl】+Iで黒に反転させ、描画モードを「乗算」に変更します。
「ブラシツール」を選択、カラーを「白」にし、塗っていきます。
ここでも、ダブルクリックか「レイヤースタイル追加」アイコンから「レイヤー効果」を選択します。
「下になっているレイヤー」の数値を変更します。
このようになります。
「上唇」をコピー
「上唇」をコピー
し赤枠のサムネイルをダブルクリックし「カラーピッカー」を開きます。
カラーを「be343e」に変更。
カラーを変更したら、ダブルクリックか「レイヤースタイル追加」アイコンから「レイヤー効果」を選択。
「下になっているレイヤー」の数値を以下に変更。
ここまででこのようになり、上唇が完成です。
グループ化し不透明度を調整
これで最後の工程です。
【Shift】+クリックですべてのレイヤーを選択し、「新規グループ作成」アイコンをクリックしグループ化します。
グループ化したら不透明度を調整。
これでリアルな口紅が完成しました。
チュートリアル動画
まとめ
この図のようにイメージをつかめれば何をやっている工程なのかが分かりやすいと思います。
また、上唇と下唇に分けてやったのは、上と下でおうとつや光のあたり具合などが変わるので、上唇と下唇が微妙に変わってきます。なので別々で行っています。
赤だけではなくさまざまな色の口紅が表現できるのでぜひチャレンジ。