文字を立体的な草の形にするグラステキストの作成方法です。
草のブラシを作成
新規ドキュメント作成します。
・幅:350
・高さ:460
【楕円形ツール】を選択します。
【シェイプ】に設定しておきます。
縦に長細く描きます。
【アンカーポイントの切り替えツール】を選択。
【Ctrl】+クリックでハンドルを選択し、縦方向へ伸ばします。
下側も同様に行いこのような形にします。
レイヤーパネルでサムネイルを【Ctrl】+クリック。
選択範囲を読み込みます。
【編集】メニュー【ブラシ定義】を選択。
「グラスブラシ」で保存しておきます。
「グラスブラシ」にお設定
保存した「グラスブラシ」を選択。
【ブラシ先端のシェイプ】
・直径:27px
・間隔:130%
【シェイプ】
・サイズのジッター:32%
・最小の直径:7%
・角度のジッター:35%
・真円率のジッター:26%
・最小の真円率:100%
【散布】
・散布:63%
・数:5
・数のジッター:100%
【カラー】
・描画色・背景色のジッター:100%
・色相のジッター:2%
・彩度のジッター:13%
・明るさのジッター:11%
・HSB:-1%
【滑らかさ】にチェックを入れておきます。
パネル右上にあるアイコンをクリックし【新規ブラシプリセット】を選択。
名前を「グラスブラシ1」にしてOK。
そのままブラシの設定を変更します。
【ブラシ先端のシェイプ】
・直径:18px
・間隔:339%
【散布】
・散布:51%
・数:8
・数のジッター:0%
右上のアイコンから【新規ブラシプリセット】を選択。
「グラスブラシ2」で保存。
これでブラシの設定が完了です。
テキスト入力・ブラシを適用
新規ドキュメントを作成し文字を入力。
新規レイヤー作成し【Ctrl】+クリックで選択範囲を読み込みます。
【ブラシツール】に切り替え設定パネルから【グラスブラシ1】を選択。
選択ツールに切り替え右クリックから【作業用パスを作成】。
・許容値:2.0
パスに変換されました。
【パス】パネルに切り替え(表示がない場合ウィンドウメニューから)、
右クリックから【パスの境界線を描く】を選択。
・ツール:ブラシ
このようにパスの周りに【グラスブラシ1】が適用されました。
そのまま作業用パスを消さないままで【新規レイヤー作成】。
ブラシ設定から【グラスブラシ2】を選択しておきます。
パスパネルから同様に【パスの境界線を描く】を選択。
・ツール:ブラシ
このように【グラスブラシ2】が下に重なって適用されました。
レイヤーを1つにしてパターン適用
【Shift】+クリック
で3つのレイヤーを選択し、
右クリックから【スマートオブジェクトに変換】を選択。
スマートオブジェクトに変換したレイヤーに【レイヤー効果】を適用していきます。
【ベベルとエンボス】
・スタイル:ベベル(内側)
・テクニック:滑らか
・深さ:100%
・方向:上
・サイズ:25%
・ソフト:0%
・角度:90°
・高度:30°
・ハイライトのモード:スクリーン(白)/不透明度:16%
・シャドウのモード:乗算(黒)/不透明度:30%
【シャドウ(内側)】
・描画モード:乗算(黒)
・不透明度:22%
・角度:-90%
・距離:15%
・チョーク:16%
・サイズ:4%
・ノイズ:0%
【グラデーションオーバーレイ】
・描画モード:オーバーレイ
・不透明度:45%
・グラデーション:000000~fffb9c
・スタイル:線形
・角度:90°
・比率:89%
【パターンオーバーレイ】
・描画モード:通常
・不透明度:100%
・比率%:63%
パターンを追加する場合赤枠矢印をクリックし、
アイコンから【パターンを読み込み】で行います。
【ドロップシャドウ】
・描画モード:乗算
・不透明度:30%
・角度:23°
・距離12px
・スプレッド:0%
・サイズ:1px
・ノイズ:0%
ここまでの設定グラステキストが完成です。
テキスト下に影を作成し背景にグラデーションを適用
【楕円形ツール】
を選択しテキストの下に重なるように描画します。
【フィルター】メニュー【ぼかし】から【ぼかし(ガウス)】を適用。
レイヤーパネルで不透明度を65%に変更。
背景を作成していきます。
【グラデーションツール】を選択し赤枠のグラデーションタイプを選択。
中央か外に向かって描画し、
レイヤーパネルで不透明度を15%に変更。
これで完成です。
動画チュートリアル
まとめ
最初のブラシ作成が終われば後は非常に簡単な作業です。
パターンの比率など使用するテキストの大きさなどによって調整してください。
今回は【Photoshop】文字を草の形にする方法(グラステキストを作成)でした。
また、次回をお楽しみに。