今回はPhotoshopでテキスト入力した文字を雲のように表現してみました。
1、背景画像の空を明るく調整
背景画像を配置。
レイヤーパネルから背景の空レイヤーを選択し【レイヤー効果】を追加します。
パネルが開いたら【カラーオーバーレイ】を選択。
・描画モード:カラー(3dacfa)
・不透明度:70%
次に【レベル補正】を選択。
以下の数値に設定します。
鮮やかな青空になりました。
「雲ブラシ」を作成
【ブラシツール】
を選択し【設定】パネルから【ソフト円】を選択。
【ブラシ先端シェイプ】を選択。
・直径:50px
・硬さ0%
・間隔:15~25%
【シェイプ】
・サイズのジッター:33%
・最小の直径:0%
・傾きの大きさ:0%
・角度のジッター:45%
・新円率のジッター:6%
・最小の真円率:25%
【散布】
・散布:77%
・数:1
・数のジッター:40%
右上にあるアイコンをクリックし【新規ブラシプリセット】を選択。
名前をわかりやすく「雲01」でOK。
テキスト入力し「ぼかし」「波紋」を2回適用
テキストを入力します。
フォント:Leckerli One
テキストレイヤーを右クリックから【スマートオブジェクトに変換】。
【フィルター】メニュー【ぼかし】から【ぼかし(ガウス)】。
・半径:3.5px
【フィルター】から【変形】内の【波紋】。
・量:55%
もう一回づつ【ぼかし(ガウス)】【波紋】を適用します。
文字はこのようになっています。
作成したブラシで文字を描画
新規レイヤーを作成。
【ブラシツール】を選択し先ほど作成した【雲01】を選択。
・不透明度:30%
文字をなぞってブラシで描画します。
何度か繰り返し描画しはみ出すくらいでOK。
テキストレイヤーを非表示にしたらこのような感じに描画されています。
二つのレイヤーをグループ化しておきます。
テキストに「レイヤースタイル」を適用
先ほどグループ化したテキストレイヤーをコピーし、一つは非表示にしておきます。
*非表示したレイヤーグループは使用しませんが保険としてコピー
右クリックから【スマートオブジェクトに変換】。
・描画モード:オーバーレイ
・不透明度:90%
【レイヤースタイル追加】から【レイヤー効果】を選択。
ドロップシャドウ
・描画モード:オーバーレイ(黒)
・不透明度:24%
・角度:160°
・距離:65px
・スプレッド:0
・サイズ:60px
・ノイズ:0
シャドウ(内側)
・描画モード:スクリーン(白)
・不透明度:100%
・角度:120°
・距離:5px
・チョーク:3px
・サイズ:16px
光彩(外側)
・描画モード:オーバーレイ
・不透明度:23%
・ノイズ・0
・スプレッド:0%
・サイズ:76px
・範囲:51%
・適用度:0%
ベベルとエンボス
・スタイル:ベベル(内側)
・テクニック:滑らか
・方向:上へ
・サイズ:81px
・ソフト:0%
・角度:120°
・高度:30°
・ハイライトのモード:スクリーン(白)
・不透明度:63%
・シャドウのモード:オーバーレイ(黒)
・不透明度:23%
サテン
・描画モード:スクリーン(白)
・不透明度:30%
・角度:19°
・距離:117px
・サイズ:51px
レイヤーパネルはこのようになっています。
画像は雲に近づいてきました。
「雲模様1」を二つ作成し調整
新規レイヤーを作成。
【塗りつぶしツール】のカラーは白で塗りつぶします。
【フィルター】メニュー【描画】から【雲模様1】を選択。
レイヤーパネルから【雲模様1】を適用したレイヤーをコピー。
上位にあるレイヤーは非表示にしておきます。
下段の【雲模様1】レイヤーを右クリックから【クリッピングマスク作成】。
非表示にしていたレイヤーを表示させ、
・描画モード:スクリーン
ここまででこのようになりました。
【塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成】アイコンから【レベル補正】を選択。
以下のように設定しました。
・不透明度:50%
ここまででこのようになりました。
「べた塗り」
新規レイヤーを作成し【べた塗り】を適用。
・カラー:0096ec
・描画モード:カラー
・不透明度:50%
【色相・彩度】を選択。
・色相:+5
・彩度:-35
・明度:+5
【レベル補正】を選択。
以下の数値に設定。
ここまででこのようになりました。
先ほど作成した【雲模様1】の間に鳥のシルエットを配置。
*マスクし不要部分をブラシで消しています。
鳥が雲と雲文字の間に配置されました。
「ハイパス」「逆光」を適用
【Ctrl】+【Shift】+【Alt】+E
を押し表示レイヤーを結合(表示部分をスタンプ)します。
このように表示部分が一つになったレイヤーを選択。
【フィルター】メニュー【その他】から【ハイパス】を選択。
半径:2.0pixel
・描画モード:オーバーレイ
画像が少しシャープになります。
そのまま【フィルター】メニュー【描画】から【逆光】を選択。
・明るさ:100%
・レンズの種類:50-300mmズーム
これで完成です。
チュートリアル動画
まとめ
雲ブラシなど作成しておけばさまざまな応用ができます。同様の方法(設定数値等は画像によって調整)で動物などでも可能なのでいろんな雲を作成してみてください。
今回は「【Photoshop】文字を雲のように表現する雲文字作成方法」でした。
また、次回をお楽しみに。