ガラスボトルを背景に透過させ光や影を作成し合成してみました。

使用した画像
・ボトル
・背景画像
*ボトルの画像は使用【長方形選択ツール】で切り取って使用しています。
ボトルに「ベクトルマスク」を作成
ボトルの名前はわかりやすいものに変更してあります。省略してますがレイヤーはレイヤーパネル内から右クリックし【スマートオブジェクトに変換】してあります。
【オリジナルボトル】を選択し【新規グループ作成】を選択。

グループレイヤーが一番上に作成されました。
【オリジナルボトル】を選択し【Alt】を押しながら【グループ】に重ねます。


するとコピーされてグループ内へ配置することができます。

ここからベクトルマスク作成していきます。
【グループ】を選択。

【ペンツール】を選択しボトルをパスで囲っていきます。

囲ったら【ペンツール】を選択したままで右クリックから【ベクトルマスクを作成】を選択します。

グループ全体にベクトルマスクが適用されています。
「オリジナルボトル」は非表示にしておきます。

このままではマスクの境界線がくっきりし過ぎているのでぼかして背景になじませていきます。

マスクサムネイルをダブルクリックします。

【属性】パネルが開くので赤枠の【ベクトルマスク】を選択し【ぼかし】を0.4に調整。
ベクトルマスクの境界線を少しぼやっとさせます。

透明ボトルの下地を作成(白黒・乗算)
「オリジナルボトルのコピー」
を選択。

【イメージ】メニュー【色調補正】から【白黒】を選択。

変更はせずデフォルト設定のままでOK。

このように白黒に変更されました。

レイヤーパネルから描画モードを【乗算】に変更。

背景が透き通った状態になります。

【レベル補正】で調整していきます。
【フィルター】メニュー【色調補正】から【レベル補正(Ctrl+L)】を選択。

微調整します。

描画モードを「カラー」でもう一枚重ねる
「オリジナルボトル」
を選択、【Alt】+ドラッグでコピーしグループ内の一番上に配置。


コピーされた「オリジナルボトルのコピー2」を選択。
描画モードを【カラー】に変更。
*カラー:基本色の輝度に合成色の色相と彩度を照らし合わせて結果色となります。

ここまででこのようになりました。

描画モードを「スクリーン」で重ねる
もう一枚複製し「スクリーン」
で白身を足していきます。
「オリジナルボトルのコピー」を選択し【Alt】+ドラッグでグループ内の一番上に配置。


赤枠の描画モードを「スクリーン」に変更。
オレンジ枠の【レベル補正】をダブルクリックしパネルを開きます。

レベル補正で微調整します。

「グラデーション」でボトルに青みを足す
①「オリジナルボトルのコピー2」
を選択。
②【塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成】アイコンをクリック。
③【グラデーション】を選択。

グラデーションを白から青にします。
設定は赤枠をクリック。

赤枠をダブルクリック。

カラーは背景の空に近い色にしておきます。

レイヤーパネルから、
・描画モード:乗算
・不透明度:74%

青味のかかったボトルにできました。

ボトルの底の影を濃くする・ボトルの影を濃くする
「オリジナルボトルのコピー」
を【Alt】を押しながらドラッグしグループ内の一番上にコピーし配置。


【レイヤーマスクを追加】します。

「オリジナルボトルのコピーの4」のレイヤーマスクサムネイルを選択し【Ctrl】+Iで反転させます。

このように黒いマスクに反転します。

【ブラシツール】を選択。

柔らかいブラシに設定。

ブラシカラーは「白」にします。

ボトルの底をブラシししていきます。


これでボトル底の影を濃くできました。

次に、ブラシはそのままでボトルの右側黒い影部分を濃くしていきます。

細かい作業なので画像を拡大しブラシサイズを小さくし行います。

レイヤーパネルから、
・描画モード:乗算
・不透明度:60

ここまででこのようになりました。

ボトルの左側に光の反射を作成
グループ内の一番上に【新規レイヤーを作成】します。

【ブラシツール】を選択。
ブラシの硬さやカラーは先ほどと同じで大丈夫です。
ワンクリックし白をブラシで塗ります。

【Ctrl】+Tで選択し大きさや角度を調整。

レイヤパネルから、【描画モード】を【覆い焼カラー】に変更し、オレンジ枠内をダブルクリック。
【レイヤースタイル】パネルを開きます。

パネルが開いたら【レイヤー効果】内にある【透明シェイプレイヤー】のチェックを外します。

太陽の反射が作成できました。

さらに左側面に反射を追加
グループ内の一番上に【新規レイヤーを作成】。

ボトルの左側面にブラシの白で描いていきます。


【フィルター】メニュー【ぼかし】から【ぼかし(ガウス)】を選択。

半径:7.6pixel

先ほど同様に、
【描画モード】を【覆い焼カラー】【不透明】を65%に変更しオレンジ枠内をダブルクリック。
【レイヤースタイル】パネルを開きます。

【レイヤー効果】内にある【透明シェイプレイヤー】のチェックを外します。

【Shift】+クリックで二つを選択し【新規グループ作成】でまとめておきます。


ここまででこのようになりました。

ボトルの影を作成
「オリジナルボトル」
の上に【新規レイヤーを作成】。
オレンジ枠ベクトルマスクサムネイルを【Ctrl】+クリックで選択範囲を読み込みます。

選択範囲が読み込まれました。

【塗りつぶしツール】を選択し黒に設定。
*塗りつぶせるツールならブラシでもOK

このように塗りつぶしました。

【Ctrl】+Tで選択。

【変形】から【自由な形】などでボトル右下に影を配置します。

【フィルター】メニュー【ぼかし】から【ぼかし(ガウス)】を選択。

半径:6.6pixelほどに設定。

レイヤパネルで不透明度を69%に変更。

青のグラデーションで影を重ねる
太陽の光で照らされるボトルの青味を重ねていきます。
「レイヤー3」を【Ctrl】+Jで複製し、「レイヤー3のコピー」を選択しオレンジ枠のサムネイルを【Ctrl】+クリック。

選択範囲を読み込まれました。

【グラデーションツール】を選択。

カラーは白から水色(先ほど作成した色でOK)。

ボトルから外側に向かってドラッグし描画します。

レイヤーパネルから「レイヤー3」と「レイヤー3のコピー」の【不透明度】を再調整。
・レイヤー3:不透明度:58%

・レイヤー3のコピー:不透明度:65%

このような影が作成されました。

ボトル内の背景を歪ませる
ボトル内の背景画像をガラスを通したように歪ませていきます。

【長方形選択ツール】を選択します。

ボトルの周りを選択します。

【Ctrl】+Jで選択範囲をコピーします。

コピーされた「レイヤー4」をドラッグし「オリジナルボトルのコピー」の上に配置。

①【Ctrl】+Tで「レイヤー4」を選択、
②画右クリックから【ワープ】を選択。

ボトルの形状に合わせながら湾曲させます。

次に【フィルター】メニュー【ゆがみ】を選択。

【前方ワープツール】を選択。

波形にドラッグで歪ませていきます。

歪ませたら次に、【フィルター】メニュー【ぼかし】から【ぼかし(ガウス)】を選択。

・半径:2.7pixel

ここまででこのようになりました。

反射を追加
ボトル前方左側に太陽の反射をもう一つ追加したいと思います。

反射グループを開き一番上に【新規レイヤーを作成】。

①【ペンツール】で反射させる範囲を作成
②右クリックから【選択範囲を作成】

【塗りつぶしツール】や【ブラシツール】の白で塗りつぶします。

「レイヤー5」を右クリックから【スマートオブジェクトに変換】しておきます。

先ほど作成した反射同様に「レイヤー5」をダブルクリックし【レイヤースタイル】パネルを開きます。
【レイヤー効果】内にある【透明シェイプレイヤー】のチェックを外します。

【フィルター】メニュー【ぼかし】から【ぼかし(ガウス)】を選択。

・半径:13.9pixel

・描画モード:覆い焼カラー
・不透明度:71%(のちに54%に変更しました)

【レイヤーマスクを作成】アイコンをクリックしマスク作成します。

不要な部分を【ブラシツール】でマスクしていきます。
ブラシ設定で不透明度は35%位にしておきます。

ぼやっとするように薄くマスクします。

・不透明度:54%(再調整しました)

同様の要領でもう一つボトルに反射を追加したいと思います。
【新規レイヤーを作成】。

①【ブラシツール】で反射を描く
②描画モード:覆い焼カラー
③不透明度:82%ほど

【レイヤースタイル】パネルを開き【レイヤー効果】内にある【透明シェイプレイヤー】のチェックを外します。

ボトルの影の中に光の屈折を足す
「レイヤー3のコピー(ボトルの影グラデーション)」の上に新規レイヤーを作成。

では、ボトルの影の中に屈折した光を描いていきます。

①【ペンツール】で以下のような形でパスを作成。
②右クリックから【選択範囲を作成】

【塗りつぶしツール】や【ブラシツール】の白で選択範囲内を塗ります。

レイヤーパネルから「レイヤー7」を右クリックから【スマートオブジェクトに変換】。

【フィルター】メニュー【ぼかし】から【ぼかし(放射状)】を選択。

・量:10
・方法:回転
・画質:標準

このような屈折した光ができました。

背景をぼかす
「背景」
レイヤーを選択。

【フィルター】メニュー【ぼかしギャラリー】から【チルトシフト】を選択。

ウッドデッキの角から後ろをぼかす様に調節していきます。


ここまででこのようになりました。

結合し「逆光」をつける
一番上にある「グループ」を選択し、
【Shift】+【Ctrl】+【Alt】+Eを押し表示レイヤーを結合させた画像を作成します。

作成した画像を選択。

【フィルター】メニュー【描画】から【逆光】を選択。

十字のマークをボトル左のコーナー部分に配置
・明るさ:54%
・レンズの種類:50-300㎜ズーム(Z)

このように逆光が足されました。

「トーンカーブ」「露光量」で調整
最後の工程です。
「レイヤー8」を選択し【塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成】アイコンから【トーンカーブ】を選択。

・入力:212
・出力:203

次に【露光量】を選択。

・露光量:+0.32程

これで完成です。

チュートリアル動画
まとめ
以前に紹介した記事の、
【Photoshop】バックカラーが白いグラスを他画像背景に透過(透明にし表示)させる方法
で【乗算】で重ねる方法を紹介していますが、今回はそれにレイヤーを重ねていき光、影をなどを追加し合成してきました。
それぞれの感覚で設定した数値は微調整してください。また、使用する背景やボトルの画像によっても設定や方法も変わってきますので色々試してみてください。
今回は「【Photoshop】ガラスボトルを透過させ光や影をつけリアルな合成を作成」でした。
また、次回をお楽しみに。
