OpenTypeとは、フォント形式の一つで、商用印刷目的としたDTP(DeskTop Publishing(デスクトップパブリッシング)の略で主にパソコンでデータを作成し、実際の印刷物を作成すること)用のフォントの業界標準となっています。
OpenTypeはWindowsでもMacintoshでも、同じフォントであるためデータの互換性があります。プリント時、フォントをピリン谷ダウンロードできるので、きれいに印刷できます。
OpenTypeを適用
「OpenType」パネルで、OpenTypeフォントが持っている分数などの特殊文字を簡単に設定することができます。
文字を選択します。
「OpenType」パネルで「上付き序数表示」を選択します。
「OpenType」パネルがない場合「ウィンドウ」メニューの「書式」内の「文字」を選択します。
適用されます。
また「OpenType」パネルはOpenTypeフォントでしか適用できません。
「OpenType」パネル概要
・数字
数字の字形を設定します。
・位置
選択した文字列の位置を設定します。
・fi
fiなど、標準的な合字にします。
・O
文字の前後関係によってデザイン化された異体字が適用されます。
・st
stなど標準的な合字にします。
・A
スワッシュ文字に変更します。
・aa
デザイン化された文字に変更します。
・T
大文字タイトル用文字に変更します。
・1st
序数を上付き文字にします。
・1/2
分数に変更します。
赤枠は欧文のOpenTypeフォントのみ有効です。オレンジ枠は和文のOpenTypeフォントのみ有効です。
異体字の利用
OpenTypeフォントやCIDフォント(CID-keyed Font、CID-based Font) は多数のグリフを扱うために設計されたPostScriptフォントファイル形式)には、1つの文字に何種類かの異体字を持つ書体があります。「字形」パネルでは異体字を簡単に表示、入力できます。「字形」パネルは「ウィンドウ」メニューの「書式」内の「字形」から選択できます。
異体字にする文字を選択します。
「ウィンドウ」メニューの「書式」内の「字形」を選択します。
オレンジ枠をクリックすると赤枠の「異体字」が表示されるので選択します。
変換されます。