ライブペイントは、ライブペイントグループに指定したオブジェクトの交差部分を検知しペイントするツールになります。また、隙間がある範囲でも色を指定できます。

ライブペイントの作成とペイント

ライブペイントでペイントする場合、オブジェクトをライブペイントグループに変更する必要があります。

最初にオブジェクトを選択します。下図の「Ai」はテキスト入力ではなくペンツールで作成したオブジェクトです。

オブジェクトを選択したら、上部の「オブジェクト」メニューから「作成【Alt】+【Ctrl】+X)を選択します。

ライブペイントグループになります。

一度オブジェクトの選択を解除します。

色を付けたい部分のカラーを「カラー」パネルまたは「スウォッチ」パネルから選択します。

色を決めたら、「ライブペイントツール」を選択します。

そして、ペイントしたいエリアにカーソルを合わせます。合わせると自動で赤枠で範囲が表示されるので、決定ならクリックします。

ペイントしたい部分を塗り終えたら下図のようになりす。

「ライブペイント選択ツール」でペイント

「ライブペイント選択ツール」で重なり合った線の部分をペイントします。

最初に「ライブペイント選択ツール」を選択します。

選択したいエリアにカーソルを合わせると青枠で囲ったように赤く表示されます。

またカーソルの「塗り」エリア、「線」エリアは下図のように表示されます。

選択したエリアにカーソルを合わせクリックすると、赤枠で囲った部分の網目状の表示がされます。また複数個所を選択したい場合【Shift】+クリックで可能です。

選択したら、「スウォッチ」パネル、「カラー」パネルで使いたい色を選択します。

すると下図のように線の部分をペイントすることができます。

隙間オプション

オブジェクトが交わる部分が完全に閉じていなくても(隙間があっても)ライブペイントではペイントエリアとして認識されます。なので、画像トレースでトレースしたオブジェクトに色を付ける場合などには最適です。

画像トレース詳細はこちらの記事で

Lesson11-【illustrator】画像をトレースしパス変換する

オブジェクトを選択します。

ライブペイントグループに変更したら、上部の「オブジェクト」から「ライブペイント」内にある「隙間オプション」をクリックします。

「隙間オプション」が開きます。

・隙間の検出(G)
チェックを入れると隙間を検出し塗りが漏れないようにします。

・塗りの許容サイズ(S)
どの程度隙間を許容しペイントするかを選択できます。数値を指定する場合ボックスにチェックを入れます。

・隙間のプレビューカラー(V)
選択したオブジェクトの隙間部分の色を設定します。隙間部分がここで設定した色で表示されます。

・検出された隙間
選択したオブジェクトから検出された隙間の数が表示されます。

・パスで隙間を閉じる
クリックすると、プレビュー表示されている隙間をパスで閉じます。

・プレビュー
選択したオブジェクトの隙間部分をプレビュー表示します。

設定が終わったら「OK」をクリックし、「カラー」パネル、「スウォッチ」パネルで色を決めると隙間がうまります。

オブジェクトを新しく結合させる

ライブペイントグループに新しいオブジェクトを追加する場合、オブジェクトを選択し「ライブペイント結合」で追加できます。

最初にオブジェクトを選択します。

コントロールパネルに「ライブペイント結合」をクリック、または「オブジェクト」メニューから「ライブペイント」、「結合」をクリックします。

これでライブペイントグループに追加されます。

ライブペイントグループの拡張

コントロールパネルにある「拡張」をクリックするとエリアごとに分割された通常のオブジェクトになります。拡張直後はグループ化されています。

オブジェクトを選択します。

コントロールパネルの「拡張」をクリック、または「オブジェクト」メニューから「ライブペイント」内の「拡張」をクリックします。

すると分割されたオブジェクトになります。ダイレクト選択ツールでそれぞれを移動させることができます。