普通に撮影されたあまり冴えない夜景をさらに映えさせるレタッチ方法です。
コピーし反転・マスク作成
レイヤーをコピー
します。
【Ctrl】+Tで選択し右クリックから「垂直方向に反転」。
レイヤーパネルで不透明度を下げておきます。
不透明度を下げたら反射する位置へドラッグし移動させます。
レイヤーパネルで一度目隠ししておきます。
「長方形選択ツール」で下の部分を選択。
目隠しを戻しマスク作成。
マスクが作成されました。不透明度も戻しておきます。
ここまででこのようになりました。
「グラデーション」をかける
まずは、水面に光の反射を作成していきます。
コピーしたレイヤーを選択し右クリックから「レイヤーをラスタライズ」。
レイヤーサムネイルを選択。
「グラデーションツール」を選択。
グラデーションは黒から透明にし線形グラデーションを選択。
赤線下部から赤線上部あたりまでドラッグしグラデーションをかけます。
このようになりました。
次に全体に青白さを加え明るくします。
上位のレイヤーを選択したままで「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」アイコンから、
「グラデーション」を選択。
数値を赤枠のように設定しカラーを白から青(009Cff)に設定。
カラーを変更する場合オレンジ枠をクリック。
「グラデーションエディター」が開いたら赤枠をダブルクリックします。
カラーを変更しOK。
このようなグラデーションが作成されます。
レイヤーパネルで「オーバーレイ」にし不透明度45%に変更。
ここまででこのようになりました。
キラキラ感を増しシャープにする
先ほどまでのレイヤーを【Shift】+クリックですべて選択し、新規グループ作成します。
やり直しができるように保険としてコピーしておき、一つは目隠しておきます。
*この工程はなくてもOK。
レイヤーパネル赤枠内で右クリックし「グループ結合」。
結合したレイヤーをコピーし選択します。
「イメージ」メニュー「色調補正」から「白黒」を選択。
初期設定のままでOK。
このようになりました。
そのまま「イメージ」メニュー「色調補正」から「階調の反転」を選択。
このようになります。
レイヤーパネルで「オーバーレイ」にし不透明を35%に変更。
ここまででこのようになりました。
「特定色の選択」で全体をカラーを整える
最上位のレイヤーを選択し「塗りつぶしまたは調整レイヤーを新規作成」アイコンから、
「特定色の選択」を選択します。
「イエロー系」を選択、「絶対値」にチェックを入れる。
・シアン:-30
「ブルー系」を選択。
・ブラック:+25%
「白色系」を選択。
・ブラック:-50%
「中間色系」を選択。
・シアン:+5%
・イエロー:-10%
「ブラック系」を選択。
・ブラック:+10%
ここまででこのようになりました。
「ブラシツール」で強く輝いている光をより輝かせる
「新規レイヤーを作成」
し「オーバーレイ」に変更。
画像の赤枠に囲った光をより輝かせるため「ブラシツール」の白で描画していきます。
ドラッグではなくクリックで描画していきましょう。
このようになりました。
水面のテクスチャを重ねる
最後に水面模様のテクスチャを重ねます。
*今回はこの画像を使用しています。
テクスチャはコチラの記事の「pixabay」から使用しています。
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重ねたら「オーバーレイ」にし不透明度を35%に変更。
これで完成です。
動画チュートリアル
まとめ
今回は青白さを強めにし引き締めた感じにしてみました。使用する夜景画像によって「特定色の選択」での彩度や明度の調整を微調整してみてください。
また、元々の画像はコチラを使用し広角を「レンズ補正」で真っすぐに補正しています。
補正の仕方はコチラの記事で。
【フォトショップ】広角で撮影された写真の歪みをまっすぐに正す方法
今回は「夜景をさらに映えさせるレタッチ」でした。
また次回お楽しみに。