線や図形（長方形、多角形、直線、円弧、グリッド（格子）などの幾何学的な図形）を作成するため、「直線ツール」「曲線ツール」「長方形ツール」などのシェイプ描画ツールを使います。
「長方形ツール」の使い方
ツールパネル「長方形ツール」を選択します。
選択したらマウスドラッグで始点と終点を対角線とする長方形が作成されます。ドラッグしている間右下にＷ（幅）とＨ（高さ）が表示されます。
Shiftキーを押しながらドラッグすると正方形が作成され、ドラッグ途中でスペースキーを押すと図形を移動することができます（左の画像）。またAltキーを押しながらドラッグすると視点が中心とした長方形が作成されます（右の図）。
ドラッグ以外で数値を入力して差作成することもできます。ワークスペース上で左クリックすると「長方形」ダイアログボックスが開くので幅と高さを入力し「ＯＫ」で作成できます。右柄のアイコンは縦横比が固定（リンク）されていれば幅の入力と同時に高さも自動的に入力されます。個別に入力したい場合はリンクをクリックして解除で入力できます。
「角丸長方形ツール」の使い方
角丸長方形ツールは四隅に丸みのある長方形を作成します。ツールパネルから「角丸長方形ツール」をクリックします。
作成方法は「長方形ツール」と同じでドラッグかワークスペース上で左クリックでダイアログボックスを開き入力して作成します。
「長方形ツール」の場合ドラッグ中Ｗ（幅）とＨ（高さ）が表示されましたが、「角丸長方形ツール」はドラッグ中Ｗ（幅）、Ｈ（高さ）に加えＲ（角丸の半径）が表示されます。
クリックでダイアログボックスから入力する場合も入力項目に角丸の半径（R）があり窓の丸さを設定できます。
作成後に角の半径を変更したい場合、コントロールパネルの「シェイプ」をクリックしパネルから角の半径を指定して変更します。また角の形状を変更する場合、角の種類から選択して変更できます。
「楕円形ツール」の使い方
「楕円形ツール」はで円形のシェイプを作成するツールで、操作方法は「長方形ツール」を同様です。
「楕円形ツール」を選択。
ワークスペース上でドラッグし作成します。Shiftを押しながらドラッグで正円となりAltを押しながらドラッグで始点が中心となる楕円形となり、ドラッグ中スペースキーで移動できます。ドラッグ中Ｗ（幅）、Ｈ（高さ）が表示されます。
ワークスペース上で左クリックでダイアログボックスが開くので入力で作成できます。
「多角形ツール」の使い方
「多角形ツール」は正多角形のシェイプを作成でき、初期設定は正六角形です。
「多角形ツール」を選択します。
ワークスペース上でドラッグで作成しします。Shiftを押しながらドラッグで角度が固定され傾かずに描画でき、ドラッグ中【↑】【↓】キーを押すと角の数を増やしたり減らしたりすることができます。ドラッグ中Ｗ（幅）、Ｈ（高さ）が表示されます。
ワークスペース上で左クリックでダイアログボックスが開くので辺の数を指定し作成もできます。
作成後コントロールパネルの「シェイプ」から辺の数、角度、角の種類（角の丸み）、角丸の半径、多角形の辺の長さが指定できます。
「スターツ―ル」の使い方
「スターツ―ル」は星形のシェイプを作成できます。初期設定は５つの頂点のある星形になります。
「スターツ―ル」を選択します。
ワークスペース上でドラッグすると作成され、Shiftを押しながらドラッグすると角度が固定され傾かない星が作成できます。ドラッグ中【↑】【↓】キーを押すと星の頂点を増やしたり減らしたりすることができます。
Altキーを押しながらドラッグすると細見の星になります。
ワークスペース上で左クリックでダイアログボックスが開くので「第一半径（中心から外側の天までの距離）」「第二半径中心から内側までの距離）」「点の数」を入力し作成できます。
ライブコーナー
ライブコーナーは、作成後のシェイプに対して角を丸くしたり門真r布半径を変更したりできる機能になります。主に長方形、角丸長方形、多角形、スターツールで使用できます。
シェイプを作成すると小さな丸い円が表示されます。これらの小さな二重円◎を「コーナーウィジェット」といいます。このコーナーウィジェットをドラッグすることで角丸の半径を変更できます。この機能が「ライブコーナー」になります。長方形をライブコーナーで角を丸くすると角丸長方形と同じシェイプになります。
また、シェイプ作成後、ツールパネルの「ダイレクト選択ツール」を選択すると、コントロールパネルに「コーナー」という項目が表示されます。「コーナー」をクリックするとコーナー（角の形状）が角丸（外側）と角丸（内側）と面取りから選択でき、半径、角丸（相対値、絶対値）が設定できます。半径は「コーナー」右の「コーナーの半径」からも設定できます。
また「ダイレクト選択ツール」ではそれぞれのコーナーウィジェットを個別に選択でき、選択したものだけ（白丸〇）をドラッグで角丸にすることもできます。
「スターツ―ル」のライブコーナーのマークは、外側と内側に表示されます。この状態でドラッグすると内側と外側の両方の角に丸みを持たせることができます。
「Shaperツール」
「Shaperツール」は、マウスドラッグで大まかに描いた形状（線、丸、楕円、三角、四角、多角形）を自動で読み取り、きれいな形に変換し作成されます。
「Shaperツール」を選択しま。
マウスドラッグで大まかに描画すると自動できれいなシェイプを作成してくれます。
「直線ツール」
「直線ツール」は直線を作成します。ツールパネルの「直線ツール」を選択します。
ワークスペース上でドラッグすると始点と終点を結ぶ直線が作成されます。Shiftを押しながらドラッグすると垂直、水平、４５度でそれぞれ固定した線を引くことができます。ドラッグ中はＤ（長さ）、角度が表示されます。
ワークスペース上で左クリックするとダイアログボックスが開くので、長屋角度を入力して作成することもできます。
「円弧ツール」
「円弧ツール」は円弧を作成します。ツールパネルの「円弧ツール」を選択します。
ワークスペース上でドラッグして始点と終点を結ぶ円弧を作成します。Shiftを押しながらドラッグすると正円の四分の一の円弧ができ、Altキーを押しながらドラッグするとしチェンを中心とした円弧が作成されます。ドラッグ中はⅩ軸の長さ（Ｗ：幅）とＹ軸の長さ（Ｈ：高さ）が表示されます。
ワークスペース上、左クリックでダイアログボックスが開くのでそれぞれ入力し作成できます。
ダイアログボックスの「形状」には「開く」「クローズ」があり、「開く」を選択でオープンパスに、「クローズ」を選択するとクローズドパス化作成されます。
「スパイラルツール」
「スパイラルツール」はらせん状の線を作成します。ツールパネルから「スパイラルツール」を選択します。
ワークスペース上でドラッグすると始点を中心としたらせんが作成されます。
ワークスペース上、左クリックでダイアログボックスが開くので項目を設定して作成できます。
セグメント数でセグメントの数を指定でき、スタイルでらせんの右回り、左回りが設定できます。
長方形グリッドツール
「長方形グリッドツール」はグリッド（格子）を作成できます。ツールパネルの「長方形グリッドツール」を選択します。
ワークスペース上でドラッグすると始点と終点を対角線とするグリッドが作成されます。
ワークスペース上、左クリックでダイアログボックスが開くのでグリッドの数など設定して作成できます。
同心円グリッドツール
「同心円グリッドツール」はレーダーのような同心円グリッドを作成します。ツールパネルの「同心円グリッドツール」を選択します。
ワークスペース上でドラッグすると始点楕円形のグリッドが作成されます。Shiftを押しながらドラッグすると正円の同心円グリッドが作成されます。
ワークスペース上、左クリックでダイアログボックスが開くのでそれぞれ設定し作成できます。
フレアツール
「フレアツール」はフレアを作成します。ツールパネルの「フレアツール」を選択します。
ワークスペース上でドラッグし始点となるフレアを作成し、もう一度ワークスペース上でドラッグし終点となるフレアを作成します。ドラッグで向きなどを調節できます。
ワークスペース上で左クリックするとフレアが自動的に作成され「フレアツールオプション」ダイアログボックスも開きます。それぞれ設定して作成することができます。
また、作成したフレアを選択するとコントロールパネルに「グラデーションの編集」が表示されます。
クリックすると「オブジェクトの再配色」アイコンが表示されるのでクリックします。
色の配色が設定することが可能になります。
